Ｇａｓａｇａｓａ Ｒｅｐｏｒｔ

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2002/12/15(日)多摩川
07:00-08:30晴 ニゴイ、オイカワ、コウライモロコ、タモロコ、モツゴ、ヌマチチブ、ヘラブナ、マブナ、コイ、
四つ手網
十二月に入ってはじめてのフィールド詣でが中旬。やはり寒さとともにフットワークが鈍ってきたのか、それとも仕事の疲れか？
今日もかなり気温が下がっているので、いつものように布団の中で葛藤してわけだが、このところ水槽の魚が次々と頓死してしまうので、ここいらで一つ補充をせねば寂しくなると、鞭打って厳寒の多摩川河原に出向く。

せっかくハエ竿(2.9ｍ)を購入したので、それで採集する目もあったのだが、あいにく出掛ける用事もあったので、短時間で決するガサガサを選択。前回、大漁となった野池に絞って、凍えながらチャリをこぐ。
このところ、雨の日がぽつぽつあったので、もう少しマシかと思いきや、野池の水位は更に下がっていた。例によって５０〜６０cmのコイや、尺ベラが入ってしまうが、テキも動きが鈍くなってきており、これが逆に邪魔になるほど。狙いの雑っ魚は前回よりサイズ数とも悪い。おそらく、それなりのサイズのやつは野鳥やコイに食べられてしまうのだろう。時節柄、河原に休む渡り鳥の数はかなり増えている。

あらたな魚が捕れる事は嬉しいことであるが、今回のニューカマーは「ニゴイ」。一見カマツカ風ではあるが、すぐ分かる。多摩川では初めであるが、こちとら江戸川で死ぬほど出逢った相手、５cmほどの幼魚であっても懐かしさが溢れる。「It's been a long long time！」これで少しでも水槽が賑やかになれば嬉しいのだが…。


2002/11/17(日)多摩川 [PHOTO]
07:30-08:00曇天 オイカワ、コウライモロコ、カマツカ、タモロコ、モツゴ、ヨシノボリ、ウキゴリ、ヘラブナ、マブナ、コイ、カニ
四つ手網、タモ網、お魚キラー
このところ週末はドピーカン続きだったが、前線の影響で曇り空。風もないので、本来は魚釣りに好適なのだが、気温も上がらずかなり肌寒い。布団を被って目だけを出して考えたのだが、やはりこういう底冷えする日は魚釣りではなくガサガサが良い。

とはいえ、気温は十二月並。ということで本流筋は捨てて、野池に的を絞ることにする。タモ、四つ手網、お魚キラー、どれになるのか皆目検討がつかないので、すべて持って行くことにした。行ってみると、案の定、水位が下がっている。このところ雨もないので、仕方がないが、野池に生きる魚たちのことを思うと一雨欲しいところだ。水温はなんと１４度に下がっている。

野池の水深も想像以上に浅くなっているので、四つ手網で攻めて行くことにした。６０センチ近いコイや、尺ベラが時々入ってしまうのは愛嬌だが、今回は数、種類とも実に多くの雑っ魚を採ることが出来た。なかでも出色のデキはカマツカ君のゲットである。８〜４センチのやつを４尾（うち一尾は昇天）。かれこれ一年、なかなかお目に掛からずにいたカマツカ君であるが、採れるときには採れるものである。
ほかにはコウライモロコ？をゲット。今までに採った中にも、もしかしたら混じっていたのかも知れないが、あらためて確認できた。斑点が珍しい。

お魚キラーも試してみたが、モツゴばっかし（寄せ餌はイカ切身を使用）。やはり四つ手網のほうが効率はよさそうである。途中、どっかのオジサンが二名、玉網をもって雑っ魚掬いに来た。多摩川でガサ師を見たのは久しぶりのことである（へたくそだった）。
ちなみに食い意地の汚い小生。オイカワとモロコ、頓死したカマツカはキープして、いつもの唐揚げにして食べてしまった。カマツカはともかく、オイカワとモロコは結構美味かった。


2002/10/27(日)多摩川
07:30-08:00晴 メダカ、オイカワ稚魚、モツゴ、ヨシノボリ
四つ手網、タモ網
土曜日は冷たい雨が降り、とても魚釣りにいける雰囲気ではなかったが、一転日曜日は雲一つない好天。かなり寒くなっていたが、寝ているのは勿体ないので多摩川に出かける。とはいっても昨日の雨で釣りにはならんだろうと、網を持ちだしガサガサにすることにした。

行ってみると増水気味だったが、河川敷も冠水しているわけではなく、思ったほどではない。とはいえ、この時期にしてはかなり寒いので魚釣りには向いていない。水温を計ってて見ると２０度ということで、やはりかなり下がった感じだ。

本流筋のガサガサを探ってみたが、パーペキなＢＯＺ。モツゴも何にも入らない。やはり深場に移動してしまった感じである。そんなわけで野池に場所替えしてみる。ここも水温が低いので、けっこう透明度が高い。いくつかの野池を探っていくが、ほとんどがスカである。

ようやく魚のいる池にあたって採れだした。ここも見た目はほとんど居ないのだが、ガサガサを探ってみると、いつものオイカワ稚魚、ヨシノボリ、モツゴに加えて、なんとメダカが入った。一匹はややヒメダカっぽいが、もう一匹はクロメダカである。ガサガサをやってきて、メダカは実に二年ぶりのゲットである。いい歳した大人ではあるが、嬉々として持ちかえったことは言うまでもない。


2002/09/23(月)多摩川 [PHOTO]
11:00-13:30晴 オイカワ稚魚、モツゴ、タモロコ、小ブナ、スジエビ、ウキゴリ、ヨシノボリ、ヌマチチブ
四つ手網、タモ網
気温も下がり秋のベストシーズン入り、三連休にも拘わらず、脆弱な小生は風邪を引いてしまい。釣りに行くようなコンディションではない。ところが娘から「多摩川に行きた〜い」とせかされて、シブシブ出かけることに相成った。日が差して天気も回復してきたので、まあ家で辛気くさくいるよりもいいのかも知れない。

初めに本流筋の浅瀬に行ってみる。このところ気温の低い日が続いたので、浅瀬もあんまり活性がない。水温は２２℃。試しに四つ手網を入れてみると、セコいサイズのオイカワ稚魚のみ。やっぱり来るんじゃなかった〜。

娘も不満で、野池のほうが砂場が多いので「野池に行こう」とせかせれて、いつもの野池にフラフラ行ってみる。すると、驚いたことに野池一面に雑っ魚のライズが出ている。かなり魚の密度は濃そう。小生は四つ手、娘はタモでガサ入れすると、いつものモツゴだけでなく、タモロコ、オイカワ稚魚、小ブナなどがどんどん入る。底に小石があるところでは淡水ハゼ類がバンバン入る。ヨシノボリだけでなくウキゴリやヌマチチブの稚魚も入った。久々の大漁である。

子ガメも発見したが、残念無念、濁りに乗じて逃げられてしまった。小一時間でバケツ一杯の雑っ魚をゲットしたが、スジエビ一匹と体側の帯のすごく綺麗なモツゴ（一瞬、ムギツクの稚魚かと思った）を一匹だけ持ち帰ることにした。気のせいか少し体調が良くなったような気がした(笑)。


2002/09/07(土)多摩川
09:30-10:00小雨 オイカワ稚魚、タモロコ、
タモ網
今回はあくまで水槽の整理（ホトケドジョウを本水槽に放つためにヨシノボリを再放流）のために、多摩川に行ったついでのガサガサである。生憎の雨だったが時間もないので濡れ鼠でチャリをこぐ。

九州地方の台風の影響で、金曜は多摩川流域でも結構な雨があったので、それなりに増水。いつもの河原はすっかり冠水している。水位も高いのでまだガサ入れポイントを絞り込める状況ではなさそう。明日にでも来ればいい感じになるのだが…。

とはいえ、ヨシノボリを再放流してから、タモ網をもって冠水した河原をうろつく。雨は霧雨だが、しんしんと降っているので釣り人もほとんど居ない。ましてやタモ網を振り回して雑っ魚を追いかけているような阿呆はゼロである。

不覚にもサンダルで来てしまったので、積極的なガサ入れは出来なかったが、河原の冠水ポイントをところどころ探ると、本流から待避してきた雑っ魚（というより稚魚）が網に入る。不思議とオイカワ稚魚とタモロコばかり。小ブナやモツゴは全く居ない。おそらくは、もっと奥まったところに回避しているのだろう。

水槽が底棲魚だけになってしまったので、中層〜表層魚を少し入れるかとやってみたが、増水の影響か、あんまり綺麗な魚体の雑っ魚がいなかった（尾が切れているのも結構居た）ので、アクアＢＯＸ用に持ち帰ることはパスした。


2002/08/04(日)多摩川
14:30-17:30曇り ウグイ、オイカワ稚魚、モロコ、モツゴ、ヨシノボリ、
タモ網、四つ手網、お魚キラー、
今日は雲が多く、炎天でないので釣りには好都合と目論んでいたが、子供からせかされて川遊び＋ガサガサに出かけることに相成った。
週末に結構な夕立があったので、増水＆濁りが残っているはずと、ポイントに行ってみると、意に反してほとんど水位がない。やはりこのところずっと渇水が続いていたので、短時間の集中豪雨では、そんなには効かないのだろう。

タモ網をもった子供連れがたくさん川に繰り出していたが、やはり川遊びが復権しつつあることは大いに歓迎。川がキレイになれば人が集まり、人が集まれば環境にも目がいくようになり、そして川は更にキレイになっていく。こんないいサイクルに入ってくれれば嬉しい話である。
早速、支流部の浅場に四つ手網を仕掛けてみると、いつもの小バヤ、オイカワっ子そしてヨシノボリ稚魚が入った。今日は子供が一緒なので、終わるまで一通りブクバケツにキープすることにする。

やがて、子供は瀬での水遊びは飽きたらしく、河川敷に点在している野池の探索を行うことにする。バカにしている野池でも、砂底がズボリともぐったり、台風の時に洗掘された一部は胸ぐらいの深さになったりで、多少の注意が必要。
よく見てみるとけっこう魚が残されている。立ち込んでいくと分かるが、伏流湧水がある野池では深いところは水が冷たく、魚がまだまだ豊富。一方、そうでないところは水温急上昇で、アッという間にアオコが繁茂し、死の池になってしまっている。

ここはと思うところどころで、イカ切身を入れた「お魚キラー」を沈めてみた。面白いことに野池によって捕れる小魚も微妙に違う。オイカワやウグイが元気に群がっているところもあるし、瀕死直前でコイとモツゴしか居ない池もある。
なぜかモロコが多い池もあった。また、潤沢ではないが本流筋からコンスタントに水が流れ込んでいる池では、迷い込んだのか遡上途中のヨシノボリの稚魚が混ざったりもする。野池ひとつでも色々と違いがあることを発見し、ちょっとばかり嬉しくなってしまった。
モロコとヨシノボリを幾匹か選んで観賞用に持ち帰ることにした。


2002-07-14(日)多摩川
07:00-08:00晴 タモロコ、モツゴ、小ブナ、スジエビ、
四つ手網
今年は異常、梅雨明け前にも拘わらず、ＨＰ更新前に台風７号までやってきてしまったが、このレポートは、一つ前の台風６号のあとの話。

気の早い台風６号が水曜日に関東を擦過していったので、多摩川は大増水。小生の家の付近は大して降りはしなかったが、どうも上流の青梅辺りでかなり降ったらしい。翌日はものすごい濁流。木曜日朝に通勤電車から見たら、予測より水位も高かったので、土曜日は多摩川行きをパスした。日曜になってそろそろだと、いつもの河原の氾濫原を目指してチャリをこぐ。狙いは上流から流れてきた珍しい雑っ魚。ムギツクなどが網に入ったら大いに嬉しい。

さて、現地に着いてみたらビックリ。河原が被っているのは予想通りだったが、池のようになっていて流れがほとんど無い。どうやら本流筋の水位が全然下がっていないので、水はけが悪くなっているようだ。ということは伏流水で水もキレイになっていることはなく、一面濁った「池」になっている。

水位もまだまだ高いので、どうも按配が悪い。しかも河原のにわかガサガサも流されてしまっているので、どうもノッペリしている。岸際に四つ手網を仕掛けてみても、入るのは小ブナやモツゴだけ。なんとバサーらしきアングラーがプラグを投げていた。こんな場所で釣れるのかな〜？。これ以上ガサガサしても楽しくなさそうなので、ここは早々に辞して、場所替えをする。

いつもの細流ポイントに行ってみたら「ガガ〜ン」。なんとガサガサも淵も消失して、ただの石河原になり果てている。このところ、ようやく出来つつあったマイポイントが、この時期外れの台風に根こそぎやられてしまった。これからベストシーズンを迎えようとしている矢先、この失意は大きい。

このあとすぐに台風７号もやってきた。増水は６号ほどではなかったようだが、いったい河相はどうなるんだろう？おお〜、この夏のガサガサが始まる前に、早くももう終了かい？。イヤしかない。


2002-07-01(月)多摩川
15:30-17:00曇天 タモロコ、モツゴ、小ブナ、小バヤ、スジエビ、シマドジョウ稚魚、ヨシノボリ稚魚
四つ手網、タモ網
今日は勤め先の記念日とかで半ドン。いつも、一人でのんびり釣りに出かけるのが、お決まりのパターン。今年もそう考えていたので昼過ぎに帰宅して、オイカワ釣りにと準備をしていたら、外出していた子供が帰ってきてしまった。どうやら今日は休みだったらしい。そんなわけで、予定を変更して多摩川にガサガサしに行く。(T_T)

雨が降り続いたので、案の定、河原は冠水している。子供連れなので増水している本流筋は避けて、この河原でのガサガサを行うことにした。河原には雑草が茂っているので、そこがそのまま浅い流れになっている。本流は濁っているが、こっちは伏流水が主体なのでじつに澄んだ水の流れ。

よく観察してみると、この「にわかガサガサ」のなかに小魚がいっぱい入ってきている。それだけではなく、コイやナマズ君も見える。ポイント的に四つ網で攻めきれる場所だけではなく、小さな溝などをタモも駆使してガサ入れする。捕れるのは、おなじみのタモロコ、モツゴ、小ブナ、小バヤに加えて、シマドジョウやヨシノボリの当歳魚がどんどん入る。増水している本流を避けてこのようなところに入ってくるのだろう。

水深はせいぜい５〜１０センチしかないので子供でも充分楽しめる。４０センチぐらいの中ナマズや、５０センチ以上あるコイも追っかけたが、これは無念にも逃げられてしまった。ヨシノボリがまた戻ってきたことは嬉しいし、スジエビも久々に網に入ったので、この二種だけ持ち帰ることにした。


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