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| 2004/06/18(金) | 多摩川野池 | |
| 17:30-18:30 | 晴れ | コブナ・オイカワ・ナマズ幼魚・シマドジョウ幼魚 |
| 水槽ネット、四つ手網 | ||
| 家の近所のサテライトオフィスで、朝から長時間の会議を喧々囂々やっていたが、流石に煮詰まったので逐電。そそくさと家に戻って四つ手網とビールを手にして河原に。やはり人間はどこか尻をまくるところがないと駄目である。ヌマチチプのライブベイトも切れてしまったので、これの補充もあったが、主旨はやはり逃避行と骨休め。 河原はバンバン雑草が生い茂り歩行が困難。かき分けていくと足元に５０センチあるかないかの小さな水たまり。今にも干上がりそうな感じだが、何とここにウジャウジャと小魚が泳いでいる。手をつけてみると意外にも冷たい。おそらく本流から伏流水がしみ出しているのだろう。 そんなちっぽけな水たまりなので、四つ手網などはもちろん使えない。ザックの中に水槽用のネットがあったので、何とこれでガサ入れ？をすることに。凄い密度で雑っ魚が居るようで、へぼい水槽用ネットでも一すくい毎に魚がどんどん入る。オイカワがほとんどだが、なかには１２〜１５センチ級も。いったいこのちっぽけな生態系の懐は何だと驚く。 ナマズ幼魚やシマドジョウなどもゲットできたので、期待しないで行った割にはまずまずの成果だった。河原でボケッと飲むビールが旨かったのは云うまでもない。 | ||
| 2004/06/04(金) | 多摩川 | |
| 09:30-11:00 | 晴れ | コブナ・ヌマチチブ・オイカワ・シマドジョウ・ミシシッピアカミミガメ |
| タモ網 | ||
| 仕事がひとやま終わって会社は休み。ベッコリ骨休めといきたいところだったが、余りに天気がよいのでヌマチチプのライブベイト補充という名目で、タモ網をかついで多摩川に出向く。雨は２〜３日前若干降ったものの、水位はまた減っている。濁りも無くあんまり釣りには良くなさそう。ただし、あれほど在ったコイの死魚が跡形無く消え去っている。河原も臭くない。今日はかなり広範囲に徘徊したが、コイの死魚は一匹も目にしなかった。おそらく鳥葬になったのだろうが、鳥を媒体にして他所に波及することは心配しなくて良いのかよく分からない。 タモ網は前回ナマズ捕りで活躍した骨太型とライブベイト確保用の細目タイプの二本。前回ナマズを爆釣した野池は案の定死んでいた。アオコが繁茂し生体反応は全くなし。面倒だったが、本流筋にナマズの他、コイやヘラブナを逃がしておいて良かったと、ちょこっと自己満足。ほかにも小さな池には雑っ魚が沢山遊んでいる。これまた雨が降らねば数日の世界なのであろう。なにも難しい本を読まなくても、河原を徘徊していれば諸行無常の鐘の響きが聞こえてくるような気がする。 そんなわけで今日は本流筋のガサガサを行うことにする。水位も減っているのでかなり探れるはず。藪をかき分けて水辺にたつと、やはり川の水は澄み切っている。オイカワの幼魚が山盛り居るので、ヌマチチブ用に確保。手頃なサイズに合わせるのが面倒だが…。そうこうタモ網を浅場で振り回しているうちに、浅瀬に休んでいるミドリガメと遭遇。難なく捕まえて上げてみると、結構でかい。ふてぶてしい感じで、甲羅の長さは２０センチは楽にある。祭りの夜店で売っているチビのなれの果てである。地上に上げると、しばし首を引っ込めていたが、ほどなく遁走して川に帰還していった。 やはり澄んでいるためか、ガサ入れもいまいちいいネタが入らない。当歳コブナやオイカワ幼魚ばかりである。やはりこの時期の本流筋は四つ手網の方がベターだ。とはいえ、今日も大きなヌマチチブが入った。家にいるのより一回りデカイ。毎年この時期に入るので、遡上か何かで動いているのだろう。 | ||
| 2004/05/23(日) | 多摩川河原 | |
| 16:00-17:00 | 曇天 | ナマズ・コイ・ヘラブナ・チチブ・スジエビ |
| タモ網 | ||
| 台風が八丈島沖を抜けて、本来ならばドピーカンになって気温上昇というパターンだったが、意に反して気温はかなり低下してしまった。五月の終わりというのにかなりの寒さで、正直気は進まなかったのだが、飼育しているムギツクの再放流をせねばということを思いだし、そのついでにガサガサ道具を持っていく。とはいえ、それなりの新ウェポンを準備している。いままでは店先に並べてある廉価な半月型タモ網を用意していたのだが、これだとコイやナマズなどの大物がかかると一発でひん曲がってしまう。もう少し頑丈なやつを、ということで、かねてから近所の釣具店で目をつけていた大型タモ網が、なかなか売れないので値段が下がったタイミングを見計らって購入。これの筆下ろしも兼ねていた。 台風余波による増水は二日前。水も引いてきたので良かろうと云うことで、タイミングは悪くない。ムギツクを離して、いつもの野池に向かう。冬場は賽の河原のようだった低水敷には雑草が生い茂り、野池などはまったく見えない。雑草をかき分けていくと、至る所にコイの死骸。ＫＨＶの影響だろうが、たまにヘラブナやナマズの死骸があるのは、これは酸欠によるものだろう。河原は異臭が甚だしく、カラスが山盛りたむろしている。 茂みを進むと、窪みになったところには出水時に冠水した水が張っている。増水後なので上流域からマムシが流れてくることもあるのでウェーダーはマストである。間違っても短パンで入ってはいけない。窪みを進むと足元で魚が跳ねる。追い込むとガバッと大きな魚が入る。ナマズだっ！やはりパワーのあるタモ網だと、こういうときに有効だ。水が張っているところには何かしら魚がいる。大は７０センチ近いコイから、小はスジエビまで。ヘラブナやコイはタモ網に入る度に本流筋まで行って逃がす。このままだと干物になる可能性１００％だからだ。 かれこれ十往復もすると腕も足も疲労困憊。一度に数匹入った回もあるので、多少の功徳にはなっただろう。雨も降り始めたので納網？することにしたが、バケツの中を数えてみると５５〜４５センチのナマズが四匹も捕れていた（一匹は途中で脱走）。過去これほどナマズを捕ったことはない。まさに会心の大漁であり、新ウェポンの成果は極めて大きかったと云える。しかも、このところナマズルアーではやられっ放しなので、おおいに溜飲が下がった。今年のナマズはスレているという意見もでているが、今回の一件でもナマズの個体数はかなり豊富だと感じた。 あいにくデジカメを忘れてしまったので、ナマズの画像を家まで持ち帰って撮ろうかと思ったが、小さいブクバケツのなかに大中ナマズを三匹も入れて持ち帰るとヤバイので、ルアーでの再会を期して、まとめて放流した。「大きくなれよ〜」 | ||
| 2004/04/17(土) | 多摩川野池 | |
| 17:30-18:30 | 晴れ | コイ・ヘラブナ |
| 投網 | ||
| 水ぬるむ季節になって、いよいよガサガサシーズンになってきた。ガサガサのバリエーションを広げる目的もあって、最近のＢＢＳネタに刺激されて、小生もネット通販で投網（雑っ魚用）を購入。あとは実践あるのみという事態になった。…が、いくつかの問題が残っている。 @テクニック（開くように投げる練習要） A多摩川入漁証（手持ちはリール竿釣のみ） 職業漁師が使っているように、獲物の確保という点では投網は劇的に効果があるものの、開かないとただの木偶。いろいろ聞いたり読んだりしてみると、そう簡単に開く代物ではなさそうだ。まあとにかく@については練習するしかない もう一つの大きなネックはA。入手してみて分かったが、投網は構造上オモリ（チェーン）を周囲にめぐらしているので、なかなか重い。小生の購入したのはまさにビギナー用途で、小さく軽い分類なのだが、それでも５キロもある。 調べると多摩川で投網の出来る年間入漁証は八千円。今までの入漁証（五千円）に加えて、投網用を新たに買うのは、コストパフォーマンスを考えるとちょっと負担。それならば漁業権のない他の河川（鶴見川や境川）に遠征してやってみようかと思っていたのだが、移動に際して、この「重さ」がなかなか面倒だということになった。クルマでもあればいいのだが、小生は電車。ここがネックだった。 そんななか、たまたま寄った近所の釣具屋に行って聞いてみると「差額をもらえば入漁証変更ＯＫ」ということだったので、これはラッキーと三千円払ってそそくさと変更した。入漁証の色も青緑になった。これで近所の多摩川で投網を即行うことが出来るようになった。 そうなると、あとは実践ふくめた練習のみ。公園や空き地で練習というステップも考えていたのだが、子供から「たまには多摩川に一緒に行こう」というリクエスト。このところ風邪がぶり返していて、体調は今ひとつだったのだが、土曜日は昼間応援に行ったＪ２川崎が、見事な逆転勝利。テンションもあがっていたうえ、天気も暑いぐらいだったので、思い切って夕マヅメを狙って多摩川に。出で立ちはガサガサ正式の服装。短パンである。 さすがに、いきなり本流をやるのは自信がなかったので、子供連れということもあって野池にする。このところの取水で多摩川の水位は下がりっぱなし。野池もほとんど壊滅状態になっていたが、いくつか遊べそうな池もあったので、そこでやってみる。子供はタモ網でアメンボと雑っ魚すくい。 何となく聞いたように構えてキャスト（というのか不明）してみると、ブワーッと飛んでいくが、危惧していたとおり網が「○」に開かない。だいたい口が開かない「へ」の字になってしまう。ねじりを加えてみても、ごくごくたまに細長い「0」になるだけである。う〜ん、かなり難しい。 左ひじ、左手、そして右手に三分の一ずつわけて投げるので、左ひじがびしょびしょ。綺麗な清流ならばいいのだが、多摩川野池はそんなところではない。文字通り泥だらけになって練習したが、結論から云うと投網の投げ方のコツは掴めず。たまに開くまぐれに期待するだけの、しょうもない結果に終わった。とはいえ、そこは投網。たまに（狭く）開いたときに、運悪く（？）入ったコイやヘラブナは成果として残ったが。本命の雑っ魚は皆無だった。 六月にアユが解禁してからが、多摩川としては本格実践投入になるのだろうが、それまでは練習を続けていくしかないのだろう。ともあれ、かなり濡れ鼠（ドブネズミ？）になるので、スマートに雑っ魚採集をしたい面々には、投網はあまりおススメしません。(^_^; | ||
| 2004/03/31(土) | 多摩川本流・野池 | |
| 06:30-09:00 | 晴れ | ヘラブナ |
| タモ網 | ||
| マルタ釣りが本格化ということで、千葉の兄貴が子供を連れて多摩川にやってくるというので、小生も朝だけ時間があったのでマルタ釣り指南ということで同行。…が、前日はやけに暖かい春の雨、それもかなり大量に降った。一夜明けて「増水でヤバイな〜」と思ったのだが、もうこちらに向かっているということで川に出向く。 案の定というか、川はかなりの増水。水もまっ茶色に濁っている。低水敷も冠水している。とにかくわざわざ千葉から来たので、やるだけやろうということで、マルタ釣りを始めてみる。最近、なにやらＴＶでも放映したそうだ。スピナーやタックル系、ポイントなどは小生が手ほどきをするが、やはりかなりの濁流ということで、マルタの動きが全然みえない。新調した必殺スピナーを流してみるが、やはり駄目。 たまに鯉が遡上していく様子は見られるが、マルタではない。やはりこれだけ増水するとマルタも遡上や産卵を一旦停止してしまうのだろう。水温は１５．５度もあるので、かなり暖かい雨だったのだろう。そうこうしているうち、水が急速に引き始めたので、もうしばらく待てばマルタ遡上も始まりそうだったが、時間制約と甥ッ子が釣りに飽き始めてきたので、冠水して出来た細流でガサ入れをすることにチェンジ。 既に本流から切れて、水溜りとなりつつある細流に沢山の魚の波紋。タモ網で掬うとでっかいヘラブナである。マルタやウナ君／ナマズ君が水溜りに取り残されていないかチェックしていくが、どうもヘラブナばかり。結局、小生はでかい奴を二匹捕ったところで、時間切れ。甥っ子に後を託した。 マルタのような魚でも、これだけ増水してコンディションが大きく変わってしまうと、やはり釣れなくなるという事がよく分かった。やはり増水時の釣行は上手く行かないことが多い。でもガサガサで魚の顔を見られたことはよかった。 ＰＳ： そののち、案の定、昼前になって水位安定とともにマルタ大群が遡上開始。兄も何匹か無事ゲット出来たようで、小生としても一安心。 | ||
| 2004/01/17(土) | 多摩川本流・野池 | |
| 13:30-15:00 | 小雪 | オイカワ、タモロコ、モツゴ、コウライモロコ、コイ、ヘラブナ |
| タモ網 | ||
| ここにきて気温がぐっと低下。太平洋沿岸を発達した低気圧の通過などもあって、久々に雪が積もるかという天気。小雪がパラつくなか、時間が出来たのでフィールドに出向く。気温は相当に寒い。河原に出てみると案の定、釣り人は誰もいない。…が、物好きな人もチラホラ見える。散策や自然観察の人たちだろう。まあ、こんな日にタモ網を抱えて河原をうろつく小生も変人だが。 今回は魚の活性もどうせ良くなかろう、ということでガサガサを選択。理由はもう一つあって、水槽に居るオイカワの再放流。じつはムギツク君をいじめているのを発見したので、罰として再放流（というより本人？にとってはハッピィ）することに。本流筋の水温は１２度。外気温と比較しても意外と温かい。それでも離すと、すぐに瀬尻の石の下に潜り込んでしまった。 ガサ入れをやるのは、今回も野池。本流筋では深場に移動してしまっているので、岸辺には魚は居ないと見たからだ。雨が降っていないので水位はベッコリ下がっている。いくつかの野池は既に干上がっている。そこにいた魚たちに合掌。狙っていた野池も、前回からさらに小さくなっている。深さも１ｍを切っている感じ。 タモ網を仕掛けて大石を揺らすと、いつものメンバー、オイカワ、タモロコ、モツゴが入る。気のせいかコウライモロコが目立つ。彼等は低水温でも、他のモロコ軍団より強いのかもしれない。深場をガサ入れすると中ゴイ（とはいっても６０ぐらいはある）や巨ベラが入ってしまうので、もっぱら浅場を攻めていく。…が、入ってくるメンツはおんなじである。 さらに北風と雪が強くなったので、野池は撤収し本流筋に移動。ここも水位は低くなっており、盛期の河道からかなり変化している。この状態が張るまで続くのだろうか？ 昨年はメガトン級の出水はなかったので、いまなおガサガサは結構残っているので、エビ類でも入らないかと探ってみたが、やはりというか生体反応無し。本流筋の方はパーペキなスカだった。おそらく、これから春の遡上期までこんな感じだろう。それまでガサガサはしばし中断することにしよう。 今年もガサガサであらたな喜び（驚き）がありますように。 | ||
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