デュークＢＯＸ（日和見釣行記他魚編）

Duke Fishing Rupo

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2002-12-23(月)	多摩川野池
10:00～11:00	晴	タモロコ、モツゴ
延べ竿(2.9m)、ライン0.6号、ハリス0.3号新半月、イカ切身、唐辛子ウキ、
三連休でしたが雨や仕事の関係で、フィールドに出られたのはわずか一日。そうは云っても久々の好天なので、先日購入した2.9m延べ竿の竿降ろしをやりに多摩川の野池に行くことにした。この竿は玄人受けする宇崎日新製、仕舞い込み寸法が６０cmと長いのが難点だが、細身・軽量・腰がある、ということで結構気に入る竿になる予感。前回釣った野池は後回しにして、もう少し大きな野池に行ってみたら「あらま～」水が澄み澄みで、コイがぼんやりたむろしているだけ、底までバッチリ見えるが雑っ魚も見えず、まるで釣れそうな雰囲気はなし。結局、前回とおなじ野池で竿を出すことにした。この野池には、今回の竿の長さはピッタシ。やはりその場その場で、最も短い竿を使うことが手回しの良さを生み、釣りが楽しくなると実感。さて餌のほうは、グルテンかイカ切り身か迷ってしまった。両方持っていったが、今日は時間もないのでイカ切り身だけ使うことにした。何しろ新半月はちっこいので、大きな切り身では針先が出ない（ふやけてくればＯＫだが）。切り身の大きさは、だいたいご飯粒の１／３もあれば充分だろう。以前、ここでもガサ入れしているので、水底の様子は良く分かる。深場からのカケ上がり付近に仕掛けを振り込むと、さっそく「ピクピクッ」とウキが振動、そっと合わせると型のいいタモロコが上がってきた。その後は、ほぼ入れ掛り状態で来る。ほとんどがタモロコで、たまにモツゴが混ざる程度。やはり小鮒は練り餌のほうが良いのかもしれない。時間にして正味一時間。大小合わせてタモロコが３０匹、モツゴが５～６匹。この時期の雑っ魚釣りとしてはまあまあの成果である。モツゴは逃がし、タモロコは例によって持ち帰って唐揚げにして食べてしまった。今日は時間の関係で本流のテトラ穴は攻められなかったので、次回は本流筋を攻めるつもり。

2002-11-04(月)	多摩川野池
08:00～11:30	晴	オイカワ、アブラハヤ、タモロコ、アブラボテ、ヨシノボリ
延べ竿(4.2m)、ライン0.6号、ハリス0.3号新半月、イカ切身、玉ウキ、
ずいぶん寒くなってきた。仕事もやたら忙しくなってきたので、どうにも休日の出足は芳しくない。そのうえ秋はイベントがあれこれ多く、三連休にも拘わらずＪ２や大学ラグビー観戦にいそしんでしまい、フィールド詣でを忘れてしまった。こりゃいかんと、三日目になってようやく時間ができ、多摩川に。とはいえ狩猟本能＝闘争心も枯れているようで、シーズンにもかかわらず大物釣り（コイですが…）には気乗りがしない。こういうときは、無理して出かけてもＢＯＺか大バラシをやるのが常なので、晩秋の小物釣りを選択。狙いは本流筋の脂の乗ったオイカワである。以前、オイカワらしきライズの沢山あったポイントを一路目指す。釣り場に着くと先行者が二名、すこし離れたポイントに入り、川を覗くと「いるいる」。良い型のがウヨウヨ見える。先行者はと様子をみているとポンポンと釣っている。それでは小生もと、秘伝？のイカ切身を付けてポイントに振りこむ。「うおし、入れ食いじゃわい」とキアイが入る。・・・が、なぜか秘伝のエサは魚群を素通り。魚は振り向きもしない。いや～な予感がして、川面に乗りだして魚群を観察する。「がが～ん」、オイカワの集団だと思っていたのが、実は落ちアユの塊だったのである。これでは釣れるわけは無い。ふと、隣人を注意深く観察すると、竿を上下してシャクリをやっている。なんとアユの掛け釣りをしていたことが判明。これではダメだとポイントを移動することにした。河原を遡行しているうちに、先日メダカをゲットした野池を通過。気になったので竿を入れると、いきなりまあまあの型のタモロコが付いてきた。この野池は出水時にフラッシュされているので、もしかしたら本日のターゲットであるオイカワが居るかも、と粘ってみることにした。ほどなくウキが吸い込まれ、竿を立てると小気味良い引きでオイカワが上がってきた。これはいいと、そこに腰を落ち着けて釣り始めることにした。…が、その後が続かず、上がってくるのはタモロコやモツゴばかり。粘ってみたものの、結局オイカワは二尾のみ。やはりオイカワは本流を攻めないとダメなようだ。帰ろうとしていると、淡水魚倶楽部で知りあった「よっぴん」さんがやってきた。聞くとすぐ後ろに見えるマンションに住んでいるという。いやはや羨ましい限りである。結局、オイカワとタモロコだけ残し、あとは本流にリリース（野池では水枯れが心配）。オイカワはほとんど釣れなかったものの、アブラボテ？とヨシノボリを始めて釣ったというのが成果とも云えるかも知れない。もう旬になっているはずと、家に帰ってからオイカワとタモロコをさばいて、唐揚げにして食べてみた。オイカワはやはり美味だった。また，タモロコを食するのは初体験だったが、臭みもなく結構旨かった。

2002-10-13(日)	多摩川
08:00～08:50	晴	アブラハヤ、タモロコ
延べ竿(1.6m)、ライン0.6号、ハリス0.3号新半月、グルテン、唐辛子ウキ、
今日は淡水魚倶楽部の集まりがあるので、小物竿をもって多摩川に出かけた。９時からの釣り大会は所用のため参加できず。これでは欲求不満なので、差入れを持参がてらその前に会場で試し釣りをしてみた。連休の中日ということもあって、朝から結構な人出がでていたが、小物釣り師としてはほんの少しのスペースがあればＯＫ。テトラ脇の小場所で竿を出してみた。出水でかなり流れが変わっており、前に来たときよりも水勢は強い、しかも濁りがない。そんなわけで、浮きゴミとテトラの影を探ることにした。エサはいつものグルテン。「もう生エサには戻れないな～」と思いつつ振り込むと、一投目からアタリ。いつものタモロコがプルプルさせて上がってきた。いつもは足元にリリースするのだが、忌避物質のネタを調べた後だったので、裏側にリリース。それが奏効したのかどうかは分からないが、ペースは落ちないまま３０分で２０尾。タモロコが殆どだったが、アブラハヤがポツポツ混ざった。８時半過ぎると俄かにアブクが目だってきた。どうやら人々が休日の遅い朝食のあと片づけか、あるいは洗濯を始めたのかもしれない。これほどかように多摩川は人々の生活と重なって流れているようだ。不思議なことに、アブク立ったころからハリ掛りが浅くなり、逆にコイが回遊しだしたりして、釣果が目に見えてペースダウン。このように生活臭プンプンの多摩川では、雑っ魚とは云えどもやっぱり早朝が良いようだ。とはいえ倶楽部員のなかには遠く茨城県の外れから参加している人もいたので、これより開始時刻を早めることは難しそう。今回釣れたのは二種類のみ。魚種のバラエティではアカムシなどに分がある。個人的にはオイカワも釣りたかったが、グルテンではダメみたいだ。そういえば冷凍庫にイカの切身あったことを思いだした。失敗した。釣り大会のほうは中座して、昼間のＢＢＱパーティだけ娘を連れて参加、楽しいひとときだった。倶楽部員の豊富な知識＆ウンチクには脱帽(笑)。ずいぶん勉強になった。

08/27(火)～28(水)	オアフ島（東海岸）
共に夕方小一時間	晴れ	ベラ・カマス
シマノパックロッド(6ft)、ライン14LBS、ハリス10LBS フック(バーブレス）グレ7号バイオベイト(イカ)
オアフ島は小さいので、ちょいと山を越えれば東海岸にでる。東海岸は「ウィンドワード・ショア」とも呼ばれていて、一年中貿易風が正面から吹きつけているエリア。とはいえ、ビーチは遠浅で波も穏やか。全米二位にもランクされた美しいカイルア・ビーチなどがあるところ。もちろん人出もワイキキ周辺とは比べものにならない。そのなかで、小生が二日間過ごしたのは「ラニカイ」という、ちっちゃなビーチ。キレイな水と砂に恵まれ、すこしばかりリーフもある。アクセスが少し分かりにくいが、高級別荘地の間を抜けると美しい浜が現われる。人為的に魚たちが飼いならされた「ハナウマ湾」ほどではないが、リーフの間をスノーケリングすると多くの魚たちと出逢える。はるかに「自然」であるこっちの海のほうが、小生的には好きである。目の前には無人島が見えて、じつにリゾートという雰囲気に満ちている。スノーケリングだけでもＯＫなのだが、まだオアフで魚を釣っていないので、多少インチキだが、魚がたくさん集まっているリーフの間を立ち込んで、シモリ仕掛けで探ることにした。５０センチぐらいのヒメジやヒラアジ、３０センチぐらいのスズメダイやチョウチョウウオなども見たのだが、ブルブルというアタリで上がってくるのは、２０センチ級のベラ（hinalea-lauwili）とカマスモドキばかり。餌採りが上手いので少々熱くなってしまった。粘ればいくらでも釣れそうだったが、キリが無いので止めることにした。今回持参した「バイオ・イカベイト」は、喰いも生エサに劣らない。さすがである。

2002-08-25(日)	オアフ島（北海岸）
12:00～13:00	晴れ	ＢＯＺ
シマノパックロッド(6ft)、ライン14LBS、ハリス10LBS フック(バーブレス）グレ7号バイオベイト(イカ)、パン
オアフ島の北海岸に点在しているビーチは行楽客も少なく、釣りにも適した岩場と隣接している。今日は「シャークス・コーブ」と呼ばれている小さなビーチに行く。ガイドブックによれば、このエリアは波が荒く、通常はサーファーがメインのビーチだが、夏場は波もおさまり遊泳やスノーケリングにも適しているという話だった。行ってみると、なるほど綺麗なビーチが点在しており、透明度もワイキキとは比較にならない。人も少なく非常にいい。…と喜んだが、波は決して弱くはない。スノーケリングしてみたものの、魚はそこそこいるが、波にあおられちょっと疲れる。ということで、釣りに変更。浜の脇にあるゴロタ石周りを攻めてみようと、いつもの旅先仕掛けを取り出す。シマノのパックロッドとＤ式流釣りの組み合わせである。針は少々落としてグレ７号。餌は日本から持ってきた「バイオ・イカベイト」でる。チューインガム状のスティックを、ハサミで適当な大きさに切って使うものだが、これが意外に良いのは前回ハワイ行で証明済み。ショアブレイクの先に投入してみると、透明度が高いので、２０～３０センチの魚がサーッと集まってくるのが分かる。「これはいい」と思いきや、ものすごい波がやってきて、仕掛けもろとも木っ端微塵。あっという間に糸が絡まった仕掛けが足元に漂っているという案配。どうやら波が強すぎるポイントだったようで、小一時間頑張ってみたものの結局のところはＢＯＺに終わってしまった。残念無念。

2002-07-28(日)	多摩川
17:20～19:20	曇	タモロコ、オイカワ
ダイワグラス小継4.2ｍ、ライン0.6号、ハリス0.2号、ハエスレ2.0号、イカ切身、玉ウキ、
相変わらず暑い日が続くが、今日は雲が多いので多少はマシ。ということで、夕方になってから、多摩川に行ってみる。いつもおんなじ場所ではツマランと、ガサ入れ場所の下見も兼ねて、上流の方にあらたなポイントを探しに行く。これで７月に入ってからオイカワ釣りは５回目。ちょっとばかりハマってしまったかも知れない。渇水期に入ったようで、河原がさらに広がっていた。悲しいことに、小生お気に入りのガサガサポイントが殆どなくなっている。本当にガサガサしづらい時期になってしまった。水位が減っているので、中州まで行って本流筋のめぼしいところを探してみるが、小さなポイントばかりで、なかなかいい場所がない。しかも浅いところが多く、釣り以前に魚が散ってしまう。仕掛けの方は、前回で毛針は懲りたのでイカ切身のエサ釣り。今まではハエスレ２．５を使ってきたが、今回はひとつ落として２号。ハリスも０．２号にしてみたが、これが失敗。さすがに０．２号だと糸ヨレも早く、すぐにウキや道糸に絡んでしまう。しかもちょっとした懸かりにもハリス切れ。細ければ良いという問題でないことが良く分かった。小一時間、いろいろ探ってみたものの、アタリはあるものの全然釣れず。やはりいつものポイントに移動することにした。案の定、日曜日ということで、親子連れ含めて幾人かの釣り人が入っているので、いつもの場所より少しばかり下手で竿を出す。ところが、ここはタモロコポイントらしく、タモロコが入れ掛かり。型も良いので、そこそこ楽しめたが、肝心のオイカワはほとんど来ないし、たまに来ても１０センチ未満。やっぱり週末は厳しいのだろう。オイカワ釣りもだんだん飽きてきたので、来月は他の釣りもやることにしよう。

2002-07-26(金)	多摩川
18:00～18:30	晴	オイカワ
ダイワグラス小継4.2ｍ、ライン0.6号、市販毛針仕掛けハリス0.3号、ハエスレ2.5号、イカ切身、玉ウキ、
今日はたまたま休みということだったが、猛暑のなか千葉や東京に出かけて、しかも日中ずっと外に出ていたので、熱中症にかかってしまったらしく、家に着いたらもうグッタリ。動く元気もなかったのだが、川の様子が気になって、フラフラしたおぼつかない足取りで行くことになった。涼むためにはガサガサも良いのだが、足がよれているので止め、結局いつものオイカワ釣り。釣り初めて２振りで２匹きた。型も１２センチ級でまあまあ。夏休み期間とはいえ、やはり平日釣行のほうが型も喰いもいい。ようしこれからと気負ったが、そのあと立て続けに根掛かり。どうも水位がさらに減っているようだ。予想以上の仕掛け消耗で、ハリのストックが無くなってしまった。仕方がないので、今日はエサ釣りは諦め、市販の毛針仕掛けにチェンジ。とはいっても、オイカワの毛針釣りは、まったく実績がないので自信がない。ぽつぽつとライズがあるので、釣れても良さそうだったのだが、やはり乗ってこない。「多摩川のオイカワは毛針でも良く釣れる」という話も聞いたが、これはガセネタか？そうこう奮闘しているうちにフワッと軽くなる。嫌ーな予感通り、ラインが穂先から緩んで外れてしまったらしい。代わりの毛針仕掛けも持っていないので、これでジ・エンド。なんとも冴えない釣行となってしまった。やはり体調の思わしくないときは、無理して釣りに行ってもいい結果はこないようだ。

2002-07-21(日)	多摩川
17:15～19:15	晴	オイカワ、タモロコ
ダイワグラス小継4.2ｍ、ライン0.6号、ハリス0.3号ハエスレ2.5号、イカ切身、玉ウキ、
いよいよ梅雨明けということで、カーッとすごい天気。昼間はとても釣りに出かけるような<感じではなかったが、金曜日に釣ったオイカワが思いのほか美味かったので、またまたオイカワ釣りに出かけることと相成った。金曜日に釣ったオイカワの調理方法だが、もともとオイカワは素焼き＋醤油ジューが本流だが、ここは名にしおう都市河川多摩川。アユのときに懲りたので、今回は唐揚げにしてみた。ワタを抜いて頭を落とし、オイカワの特徴である尻ビレもカット。氷水に漬けて魚を締めておいて、これに青のりを混ぜた片栗粉にまぶして揚げる。「んま～い」。夕膳に出したらアッという間になくなってしまった。川魚図鑑などをみると「夏場は不味」とかケシカランことが書いてあるが、この時期だと８割ぐらいがまだ抱卵中。よく考えてみると不味いわけがない。五時過ぎにポイント到着。まだまだ日差しが強く、うんざりしてしまうが、結構釣り人が出ている。とはいえ、だいたいこの時間に帰り支度し始めるので、ポイントが空きはじめる。実にいいタイミングである。ただ、水位がさらに下がっているのと、悪いことに濁りが取れて澄みはじめている。とはいえ流れはまだ速い。おんなじ仕掛けで始めたら、早速ポツポツと釣れるのだが、サイズが１０センチ前後と前に比べてやや小ぶり。これは水が澄みはじめたのと、土日の混雑で魚がスレてしまったことも一因かも知れない。やはり都市河川は「一人時間差攻撃」が有効のようである。夏休みが始まったので、どれだけ効果があるか分からないが、型を揃えるためにはなるべく平日に行くことをお勧めする。今回はガサガサはしなかったが、魚釣りの間に「お魚キラー」にイカワタを詰めて沈めておいた。スジエビ、タモロコ、アブラハヤは入ったが、オイカワは何故か一匹も入らなかった。この辺は面白いところだ。

2002-07-19(金)	多摩川
17:00～19:00	晴	オイカワ、タモロコ
ダイワグラス小継4.2ｍ、ライン0.6号、ハリス0.3号ハエスレ2.5号、イカ切身、玉ウキ、
今日は勤め先が休み。ということで釣りに出かけるキアイはあったのだが、パソコンが壊れてしまい、修復に半日を費やしてしまった。そんなわけで、夕方からの出かけることになった。ターゲットは前回惨敗してしまったオイカワ。今日はすこし場所を変えて攻めてみることにする。前回より上流の早瀬にいったところ、連続台風の影響で濁りも多く、流れも結構速い。雰囲気的には釣れそうな感じは全然しないが、取敢えず毛バリの流し釣り仕掛けで始めてみる。ここは立ち込めないので、ロッドはグラスの渓流竿４．２ｍを使う。ところが流れが強いので、あっという間に流されてしまう。この毛バリはもう少し浅い瀬周りのほうが良いようだ。早瀬とはいえ、ここは水深があるのでダメなようである。毛バリは諦め、エサ釣りにチェンジすることにした。今回もイカの切身だが、いくつか工夫した。はじめから針付けし易いようにコメ粒大に切っておくことと、水が出てヌルヌルになってしまうので、水分を取るために古新聞に包むということだ。タナ取りをして、底を引きずるような感じにさせる。エサ釣りに変えたら、とたんにアタリが頻発、「やった～」と竿をあげると、期待のオイカワではなくタモロコ。それもかなりでっかい。記念に写真を撮ってリリース。このあとしばしタモロコの連打、入れ食いに近い状態が続く。そのうちタモロコが釣り尽されたのか、ようやくオイカワがヒット。サイズも良い。１０センチ以上ある。今回はオイカワ料理を考えているので、ブクバケツにキープ。面白いことにパタパタッと２～３匹釣れてしばらく釣れなくなって、またパタパタッと釣れるパターンが幾度か続く。要は群れがあんまり多くないのかもしれない。ヘチでも流心でもあんまりサイズには差は無いようだ。大きいのは１２～１３センチあったので引きもけっこうなもの。これでようやく溜飲が下がった。

2002-07-07(日)	多摩川
17:50～19:20	晴	ウグイ(小)
キラク5ft、オオモリSS、ライン1.0号、ハリス0.3号ハエスレ2.5号、イカ切り身、玉ウキ、
梅雨明けを思わせる炎天。昼間はさすがに川に出る元気はなかったが、夕方陽が傾いたところで、ゴソゴソ出かけることにした。今日の狙いは夕マヅメのオイカワ。エサのほうは先日、地元のオジサンより「イカの切り身がいい」という話を聞いたので、トコロテンのような短冊を作ってもっていく。これだけでは不安なので途中釣具店に寄って、ハエ毛針仕掛けも買っていくことにした。ポイントに着くと、陽はかなり傾いていて、釣りにはちょうどいい時間帯。ただ、今日は風がやたらに強いので、その点は一寸うっとおしい。四間半の延べ竿も用意してきたが、強風に臆して、何となくキラクのパックロッドを取り出した。このほうが強風下でも手返しが良いと思ったからである。リールはシンガポールのアラブ人街でゲットした廃版ダイヤモンドリール（大森製作所）の初デビュー。今日は早瀬にポイントを絞り、先ずは毛針仕掛けで攻める。オイカワの居そうなポイントは何となく分かるし、コイの流し釣りに似通ったところもあるので、流れを読んで仕掛けを振り込む。ピシッとアタリは来るのだが、なぜか魚が乗ってこない。しばらくやってみるが、明らかに魚がいるポイントでもヒットしない。３０分ほどやったところで、毛針は諦め、エサ釣りにチェンジする。やってみて分かったが、イカの切り身は意外とヌルヌルしていて、ハリ付けが非常に厳しい、まあ塩辛にハリを通すようなものである。短冊をチョン掛けして、余計なタラシをカットしてしまう。いっぽう、一旦ハリに付けてしまえばエサ落ちせず長持ちする。ハリ付けの時に軍手か何か必要な感じだ。エサ釣りに変えても、アタリはかすかにあるのだが、なかなか乗ってくれない…。ハリが大きすぎるのかとも思ったが、ハエスレの2.5号と云えば、そんなにおかしくないフックサイズのはずである。７時を回って陽が地平線に隠れてから、ようやく釣れだした。とは云ってもオイカワではなく、ウグイ。それも可愛らしいサイズである。彼等とじゃれ合っているうちに薄暗くなってしまったので、それで納竿。がっくり…。

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