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■ノンビリズム

31 Jan 2000 08:03:38 昨日、一昨日と法事で奈良まで行ってまいりましたが、やっぱり日本人の心のふるさとに戻ったようで、ほっと致しました。 まあ、この歳になりますといろいろと考え悩むことも多いのですが、所詮は考えても妙案がうかぶものではないので、まあ余計なことは悩まずに、これからも流れに委ねて、淡々と過ごしていきたいなあ、という結論に達したわけです。

■枯れてきた南極井戸？

29 Jan 2000 05:02:37 無尽蔵に南極にいるオキアミは「最後のたんぱく源」と称されて、人口増加に伴いやってくる将来の食糧危機への砦とみなされておりますが、最近の各国の調査では、「くめども尽きない井戸」が枯れ始めていることが分りつつあります。 南極海だけで数十億トンといわれていたオキアミも、１９８０年代半ばから激減し、平均で四分の一になったという報告がアメリカとドイツの共同調査をとおしてされております。 これは奇しくもオゾンホールの出現時期と一致しているため、有毒紫外線が増えて、オキアミ本体や、餌となるプランクトンに悪影響がでているのではという話になってきております。 そのうち、人間どころかクジラやペンギンなどの分まで大丈夫なのかという話になってしまうような気がします。代替フロンも含めてフロン全廃の加速を本気でやらねば大変な事態になるかも知れません。

■女性進出

28 Jan 2000 05:27:00 先日、中央線に乗っていたら車内アナウンスが女性の声。てっきりテープと思っていたら、なにやら複雑な話もしているので、あれれと思って下車駅で確認したら女性の車掌さん。そういえば、最近は川崎の市バスにも可愛いお嬢さんが運転手として進出していたなあと思いだしました。 最近は景気が悪いので雇用問題はだれも気にしてませんが、日本人の少子化はとどまることを知らず、いずれ労働力不足となることは明々白々。本当は今新卒を絞る時期ではなく、将来の戦力を確保するためにも、ワークシェアリングを導入させても、頑張って新卒者、とくに女性を積極的に入れて行くべきでしょう。 言いたいのはこれから産業がソフト化するわけで、女性固有の感性や優しさを活かして働く場やビジネスチャンスが、どんどん増えていくのではないでしょうかね？ 先日の中央線の車内も、なんとなく女性のアナウンスの声で、殺伐とした空気が和らいだような気が致します。これは大きな付加価値ですね。

■怪しいうわさ話

27 Jan 2000 06:43:38 どうも風邪がなかなか全快しないので気分はいまいちですが、先日都内の病院の待ち合いで隣の人が話していたことが気になっております。それは昨年のＪＣＯの臨界事故以降、あまり体調が良くないとかいう話だったように記憶しておりますが、そういえばその後の大気含めた環境報告はあまりメディアには出ておりませんね。この手のケーススタディは、ほとんど無いわけですから、出てくる情報の精度も所詮はしれたものでしょう。 政府や自治体関係は、隣接する千葉県の住民などからの問い合せに対して「許容量以下でほとんど問題ない」とか発表してましたが、千葉市付近でも大気中の放射線量にかなりの有為差が確認されたという別の情報もあって、やっぱり何もなかったというのはちょっと怪しいな、という感じです。 テーマは違いますが最近の新聞によると、埼玉県から所沢産野菜のダイオキシン汚染の安全宣言が出てましたね。これを額面通りうけとるかどうかは人それぞれですが、自分なりの複眼的な情報ネットワークをもつことが、今まで以上に大事かもしれません。

■淡水魚料理�U

26 Jan 2000 11:58:00 さらにしつこく淡水魚料理の話。日本にも多くの淡水魚料理があります。アユやウナギは有名ですが、それ以外でも小生が気に入っているものが一杯あります。サッパリとしているワカサギ料理も大好きで芦ノ湖に行くといつも食べてしまうのですが、家では特に気に入って食べているのは小鮒の甘露煮です。今は茨城の老舗から送ってもらっておりますが。その昔は正月の甘露煮のネタ探しに千葉の九十九里に網をもって毎冬行きました。広大な砂丘の裏側に目立たないクリークがあって、そんなところで淡水魚釣りをする奴もいないので、そこでは小鮒が採り放題。一時間ぐらいでバケツ一杯になったものです。それで作った甘露煮は最高でしたね。

■淡水魚料理

25 Jan 2000 07:32:40 淡水魚の料理の話ですが、ヨーロッパでもドイツの内陸部の魚料理で、コイとともにポピュラーなのは、カワカマス(ザンダーと呼ぶ)料理があります。 これを昼でも氷点下という、身も縮むような寒い冬の日に、マイン河畔にある中世の街ヴィルツブルグのレストランで食したことがありました。その味はとてもさっぱりしていて、それでいてちゃんと旨みもありました。連日の肉料理に悲鳴をあげていた小生の腹が、とても嬉々として受け入れたことを思い出しました。 淡水魚もネタさえ良ければ相当のものです。

■モバイルデータ通信

24 Jan 2000 08:01:43 どうも相対的にモバイルの時間が増えているようで、赤外線公衆電話だけでは物足りないと、昨日６４Ｋデータ通信用のＰＨＳを買いに行きました。 ＩＤＯの携帯ＣＤＭＡ−ＯＮＥはプロバイダが対応してない点とＵＰが遅い点、それと携帯の強い電磁波が嫌なのでパス。（以前は携帯ヘビーユーザーだったのですが、電磁波問題を懸念して、一年前に解約してしまって以来、携帯は敬遠中。i-modeは最近興味ありますが…) ＤＤＩのエッジを考えていたのですが、本体は一杯あったのですが肝心の６４Ｋデータカードが品切れ。どうやら先月からずっと品切れ状態ということ。これでエッジの拡販をしようというのだから、やっぱりＤＤＩという会社は詰めが甘い。 そうはいっても無いものは無い。諦めて帰ろうかと思ったら、隣りでドコモのＰＣカード一体型ＰＨＳ(６１１Ｓ)が大安売り。何と３０００円。しかも加入料サービス中ということなので、日和ってこちらにしてしまった。エッジでは本体とカードで２万以上するので、えらく安い買い物ができてしまった。(^o^) 家に帰って接続したら、近所にＮＴＴ支局があるせいか屋内でも問題なく６４Ｋデータ通信できた。ログインするまでのネゴシェーションもかなり短く、ＰＨＳとカードをつなぐケーブルも不要なのできわめてシンプル。やや古いモデルですが、評判どおりの名機だと感心。スペックも今のところ必要十分。一発で気に入ってしまいました。これでもっともっと拙ＨＰを活性化していきたいと思います

■昭和のこどもたち

23 Jan 2000 06:06:59 昨日、所用で千葉に行った帰りに、両国国技館に隣接する江戸東京博物館で開催している「昭和のこどもたち」展を覗いてまいりました。 これは知る人は知っている、石井美千子さんが昭和３０年代の子供たちの生活史を題材として作った人形展で、当時少年少女時代を過ごしたに人達とっては、とても懐かしいものです。 かく言う小生も、前章で取り上げましたように、今の時代に失ってしまっている、何かとても大切なものを見つけに出かけました。 写真撮影は自由だったので、初めはバチバチ撮ってましたが、そのうちに目が潤んできてしまい写真を撮れなくなってしまいました。家族や友人たち、そして身の回りにまだまだ残っていた自然。決して経済的には豊かではなかったけれど、人々には活気、笑顔や心の豊かさが一杯あったような気がします。 このテーマについては、いろいろと奥が深いものがあり、後日またＨＰにまとめてみたいと思っております。

■ばかにできない淡水魚

22 Jan 2000 08:22:20 今日は相当の冷え込みです。風邪がなかなか治らないデュークは日和ってしまい、玄関から一歩出てストップ＆リターン。釣行はまたまた中止となりました。(笑) さて今回は淡水魚の話です。日本では食べる魚というと殆ど海水魚で、淡水の魚は臭いし、何となく鮮度が気になってしまうのですが、一歩外へ出ると国によってかなり違うようですね。 東南アジアの地方の町や村には、どこでも必ず中央市場というのがあって、生鮮食料品のみならず、日曜雑貨、衣料から家具までまで売っておりますが、ちょっと内陸に入ると、そこでの魚売り場の主役は最近まで淡水魚でした。 鮮度の良いのが淡水魚、海の魚は臭いということで敬遠されてました。これには理由があって、一つには冷蔵冷凍輸送の手段がなかったためです。海産の魚は海岸部と大都市周辺に限られて、内陸では近い川や湖沼からの、獲れたての魚が喜ばれていたわけです。 もう一つの理由は、東南アジアで良く市場に並ぶ淡水魚には、ナマズ、ライギョ、キノボリウオの類いの、その辺のタライでも数日間生かしておける種類がたくさんあるという点でしょう。冷蔵庫は要らないわけです。 そんなわけで、郷に入っては郷にしたがえというパターンでしょうか

■欧州の動物園

21 Jan 2000 00:02:49 以前、駐在していたときに良く行ったのが動物園。ドイツではベルリン、ハンブルグ、そしてケルンという大きな動物園が有名ですが、それ以外に中小でも結構良い動物園があります。どこも子供たちと動物を親しませる工夫がされていて、それこそ老若男女がボケッとしたり、ブラブラと散策している様は、本当にゆったりしたもので、小生も家族と一緒に半日のんびりと過ごした想い出があります。日本ではどこの動物園に行っても、結構せわしくなってしまうのは、どうしてか分りませんが、最近はあのときのテンポをなるべく思い出して、ゆったりと動物園という空間を楽しめるように気をつけております。

■コイのルーツ

20 Jan 2000 04:58:35 コイほど世界中に分布している魚は珍しく、それがかえって原産地の特定を難しくしているのは面白いことです。中央アジア原産という説が近年もっとも支持されている意見ですが、これとてある種の断定から出ているもので、他説を退けられるものではありません。 ただ一つ面白いのは、コイの祖先はアジア大陸を東から西にあまねく帯状に分布しておりますが、不思議にインドと東南アジアには化石も現生種も出現してないのです。この境界は一つはヒマラヤに遮られて、もう一方はベトナム北部の紅河断層帯によって、すっぱり分れているのです。 ヒマラヤの境界線については、インド地塊がアジア大陸から離れていた点からも理解できますが、分からないのは紅河断層帯です。インドシナ半島の付け根にあたる、この地区の魚類相の断絶は、コイのみならず他の魚種においても、はっきりと見られます。かってこの一帯で何が起こったのでしょうか？このように淡水魚の分布から地球の生い立ちに新たな問いかけが出来るのは、とても興味深いことです。

■昭和３０年代をふりかえる

19 Jan 2000 05:06:12 新横浜にある研修所から近いので、開業以来行ったことが無かった「ラーメン博物館」なるものに行きました。行った理由がラーメンそのものより、内装を形作っている昭和３０年代の街の姿を、一辺みてみたいという気持からでした。 昭和３０年代は、戦後からちょうど日本が高度成長に移り変わっていく端境期にあって、古いものと新しいものが拮抗していた時代だったような気がします。将来に希望を膨らませている傍らで、街角ではまだまだ日本人の原風景があちらこちらに残っておりました。 三種の神器といわれたテレビ、洗濯機、冷蔵庫といった電化製品が一般家庭で使われ出したものこの頃。近所のテレビのある家にいって、力道山の試合を後ろの方でみたりしてました。油売り、納豆や豆腐売りが家の前を行き来してました。近所のお年寄りの面白い昔話を道端で聞いて目を丸くしたのもこの頃です。 やがて東京オリンピックを境に、日本はうしろを振り返る余裕も無く近代化の一本道を突っ走ることになったわけです。 あのころは決して今ほど贅沢でも便利でもなかったけれど、何かとっても大切なものをあの時代に忘れてきてしまったような気が致します。

■日本流ＩＴ

18 Jan 2000 06:04:33 昨日今日と勤め先の研修で、経営理論なぞを勉強させてもらっておりますが、どうもこの歳になると素直にならず。「これはリストラの前段では」と斜に構えてしまいます。ただ職場でゴリゴリ働くのとは違って、ある程度さめた視点で、いまの世の中をみるには結構いい機会になります。 いまや右を見ても左に見てもＩＴ、ＩＴ、ＩＴという感じですが、どうも欧米型ＩＴの方向と、日本で進もうとしていう方向は違うような気がしてなりません。ＩＴは手段に過ぎず、実際それを支えるのは経済活動や消費活動なのですから、そこで日本流の発想が必要なわけです。 米国社会は大きな余裕のある住まいと、家から近いパーティションで区切った快適なオフィスがあります。ここから相互に情報発信しますが、日本では良い悪いは別として、家は狭いし、会社は大部屋。どちらもプライバシーは無いので、情報発信はたっぷりある通勤通学時間帯になるでしょう。 そうなると生きてくるのは携帯電話やコンビニということになります。つまり日本のＩＴ革命はパソコン端末というより、携帯とコンビニをコアとして広がっていくという意がますます強くなりました。 そんな訳でデュークＢＯＸも、ｉモードなどを意識したものに、いずれは変えていかねばなどと思ったりもしています。

■温暖化？

17 Jan 2000 05:27:26 気象庁が発表したところによりますと、昨年の日本の平均気温は、統計を取り始めた１８９８年以降で４番目に暖かい年になったそうです。 釣りをしてても、高水温が年末近くまで続いておりましたので、「今年は暖かいな〜」と思ってました。 ちなみに、平均気温の観測点は、大都市部のヒートアイランド現象の影響をさけるために、山形市や宮崎市などの地方都市１５地点の平均値を使っております。 地球温暖化の影響による部分も勿論あるのでしょうが、ほかにもエルニーニョや黒潮の蛇行などの多くの要素が混ざり合っているため、これが原因だと明快に割切ることは出来ません。 ただ過去１００年間で４位という偏差は、やっぱり「変さ」？と判断することは必要だと思います。Something wrongということでしょう。

■アカの他人

16 Jan 2000 07:01:04 誰にでも親は二人おります。祖父母は四人、その親は八人と倍々に増え、十代さかのぼれば１０２４人、二十代では約百万人、三十代では約十億人にもなってしまいます。 ここでいうアカの他人とは三十世代さかのぼっても血縁関係が無いということです。すると三十世代前（約９００年前）の自分の親にあたる十億人と、その人の親十億人がダブっていないということにあたります。従ってその当時２０億人の人口が必要となるわけです。 ところがどっこい当時の日本の人口は二千万人、地球の全人口も四億人だったのです。どうしても自分の親とその人の親は重なってしまうのですね。ですから「あいつはアカの他人」とかいう言葉は、ほとんど有り得ないということになってしまいます。そうなると「私はＸＸの末裔である」とか言っている人の言葉も、あながちウソではないという事になりそうですね。

■渤海湾の禁漁期法制化

15 Jan 2000 14:19:59 乱獲や環境破壊によって多くの魚種が滅んで行く光景は、お隣の中国でも同様で、かっては「魚類の宝庫」とさえ呼ばれた渤海湾（山東半島と遼東半島に挟まれた海域）はいまや「死海」の様相を呈しているそうです。 面積九万平方メートルのこの海域からカニやエビが無尽蔵に採れたのは昔の話。いまは乱獲と都市部からの汚水流入、そして赤潮というお決まりの内湾汚染パターンで、漁業が成り立たなくなりつつあります。 このため政府は、汚染や乱獲状況の把握を調査する一方、この海域を６月から８月までの間、禁漁期間にする方向で考えているそうです。 中国という国は、図体はでかいですが、こういったフットワークは実にすばやいので、ほんとうに感心してしまいます

■釣りの友社

14 Jan 2000 05:13:15 13日付けの新聞に「釣りの友社、自己破産申請へ」という記事が載っておりました。 この本は関東ではあまり知られておりませんが、関西では釣り雑誌の草分け的な存在で、例えば「釣り人」とか「釣りマガジン」などと同様に、正統派の総合釣り月刊誌として、長年やってきたところです。 近年のルアーブームやメディア多様化の流れのなかで、総合釣り雑誌が生き残っていく余地は少ないとは思いますが、かっての釣り馬鹿ボーズを育ててきた、このような由緒ある出版社が消えていくことは残念なことです

■座標の確認

13 Jan 2000 04:30:44 形成外科医から春日大社の宮司になったという、面白い経歴の葉室頼昭氏の書いた本を人から薦められて読んでみましたが、このジャンルでは近年まれに見る面白い本でした（「神道のこころ」春秋社）。 この年までくると、人知れず懺悔したくなるようなことも多々あり、何となく神仏に関心をもってしまいますが、その手の書籍は書いてある本人も分かっているのかしらと言うほどの難解なものや、新興宗教っぽく怪しいものが多くて、なかなか自分にあった本が見つかりませんでした。 ところがこの本は西洋医学、東洋医学の経験をベースとして、由緒ある春日大社の神職についた氏の、とても明快な文脈で、あっというまに読みきってしまいました。どうも最近は、惰性で日々生きているようなフラストレーションがどこかにあって、悶々としていることも多いのですが、この本を読んで自分の座標がどこにあったのか、少し分かりかけてきました。気になる人は一度目を通してみたら如何でしょうか？

■東京水産大学

12 Jan 2000 05:01:31 昨日は人間ドックで一日つぶされてしまいましたが、帰りがけに近くにある東京水産大学の図書館を覗いてみました。 久しぶりにアカデミックな所に行ったので、ずいぶん新鮮な気持がいたしました。 水産大というと、むさい男性ばかりと思いきや、ずいぶん女の子が多いのでビックリしました。 ところで行った目的は、それではなくてスズキの生態、特に遡河性についての論文を探したのですが、残念ながらありませんでした。 驚いたのは、スズキの生態についての文献が、近年ほとんど出版されていないということが分かりました。この魚の生態はまだまだ未知の部分が多いようです。 退職後に大学に再入学して、スズキやコイの生態調査で晩年をすごせたらと、ふと思いましたが、こんな贅沢はありませんねえ。

■キャッチアンドリリース禁止

11 Jan 2000 15:29:07 いささか旧聞ですが、先月末から新潟県の条例で、県内での外来魚のキャッチアンドリリースを禁止することになったようです。 これはバスの拡大に業を煮やした新潟県が、とうとう強攻策を講じることになったためです。 奥只見湖の漁獲調査では９５年には居なかったバスが、１１月に実施した調査では、何と７割がバスだったそうです。 これは低水温に強いスモールマウスバスの違法放流によって生じたことは明らかで、ワカサギやイワナ稚魚など在来種の保全をするためには、この措置は止むをえないことだと小生は思います。 条例では放流行為のみならず、釣った魚を放すことも罰則の対象となり、違反すれば一年以内の懲役や５０万円以下の罰金が科されるそうです。 日本におけるバスの健全な生息域管理は、もはや手後れなのでしょうかね？

■バーゲン

10 Jan 2000 21:45 この三連休は冬のバーゲンセールが、あちらこちらであるので、新宿や渋谷を徘徊してましたが、どこも盛況で、昨年よりは消費者の購買意欲は増してきている感じでしたね。 ただ今の世はモノが溢れかえっておりますし、みな殆どのものは既に所有しているわけです。ですから、消耗品は別として、あらたに購買意欲を駆り立てるには、それなりの商品に対する気合が無いと、バーゲンとはいえ駄目でしょう。 要は「本物」と単なる「品揃え」とでは、長い不景気の結果、だんだん賢く、慎重になっている消費者に見破られてしまうという訳です。

■コイは両生類？

9 Jan 2000 13:45 コイのパワーや生命力は衆目の一致するところですが、コイの美味しい食べかたとして、外国では次の様なやり方があることを知り、なるほどと感心してしまいました。 そのやり方とは、生きたコイを湿った苔でよく包んで、口だけ出して網にくるみ、湿気の多い酒蔵につるしておく。そして白パンとミルクの餌を与えて、ときどき網を水につける。こうして手をかけてやると、二週間も生きるばかりでなく、たいそう肥って、風味も素晴らしく良くなるということです。 まあ英国の文献でしたので、味の真贋は怪しいところはありますが、いずれにしても面白い話です。要はエラに湿気がなくなることが問題で、湿気さえ与えておけば、空気の中でも水のなか同様に生かしておくことが出来るそうです。

■日和見

8 Jan 2000 08:40 ところで「日和見」という言葉を英訳してみると、"Opportunist"とか書いてあります。「ご都合主義」とかいうニュアンスですが、小生の使っている意味はちょっと違っていて、あまりこだわらないで感じるままに行動する様な行動様式を意味しております。 要は最近は情報過多で「ああすればこうなる」とか「ここはこうすれば良い」とかいうことで、何でもマニュアル化、パターン化する傾向があります。こうなると一種のマインドコントロールです。マスメディアも悪いけれど、画一的に動きたがる風潮も災いしてます。 言いたいことは、こんな時代だから自分の判断力と感性で、柔軟に動くことが本当は必要なのではないでしょうかね？

■節酒

7 Jan 2000 05:00:02 今年の正月で特筆すべきことが一つありました。それは酒をほとんど飲まなかったという点です。 昨年は年末から正月明けまでアルコールが抜けたことはなく、あまり元気な立上げではありませんでしたので、かなりの違いです。 小生は本質的にはアルコールはあまり強くはありませんし、酒を飲みながら仕事の話や愚痴を聞くのは嫌いですが、家でのんびりと飲むビールやブランデーは大好きです。ところが昨年末にのみ過ぎた反動か、嫁さんの実家で一口飲んだだけで、それ以外は年明けから仕事始めまでは、まったく飲みませんでした。そのおかげか体調はすこぶる元気でした。 そんなことから、「これは安上がりな健康法だ」と、これを機会に今年は節酒でもしようかと思案中です。

■タイドグラフ

6 Jan 2000 04:48:37 昨年末に買うべきだったと正月に思ったのが「タイドグラフ」（潮時表）でした。汽水域での釣りばかりしている身ですので、これがないとしばしば大変痛い目に合います。 お勧めはもちろんタイドグラフ社の潮時表です。釣具店でタダでくれる潮時表もありますが、金(\300)をだしても持つメリットは多大です。とくに潮位の感じで、それぞれの釣り場で時合いを見定めることが、汽水域での釣りの成果をだすことにつながります。そんな訳で新年早々に買いに出かけました。

■辰年に思うこと

5 Jan 2000 07:26:21 ２０００年は辰年です。タツノオトシゴは、その頭の形からシーホースとも呼ばれますが、魚というより鎖かたびらのような軟骨の輪のような骨格から、大きな毛虫にも似ております。 日本というより地中海とか西の海で一般的な生き物で、ローマ人はこの魚をみて有毒と考えましたが、実際はそんなことはなく、本当に無害な生き物のようです。おそらくその外見から来た偏見だったようです。 伝説の生き物、竜もそうです。そのおどろしい外観から、怖いものとされてはおりますが、実際はのべつ幕なしに暴れる訳ではなく。奢れる人に対しての制御弁として、長い歴史の中で親しまれてまいりました。「龍神」とか言われる所以です。 肝心なことは、竜は自然界に対しては無害であり、むしろ山や海の守り神として、そのアイデンティティを示し続けてまいりました。自然との共生を忘れて、この地球を破壊し続ける唯一の生物種に対しての、先人たちの大いなる知恵の所産なのかも知れません。世紀の切り変わりに、この事を考えてみる一年にできればと思っております。

■更新頻度について

3 Jan 2000 23:26:53 この「日和見ノート」を始めた理由の一つが、更新頻度を出来るだけ高めたい、ということ。それなりに今までも頻度ＵＰに努めてまいりましたが、ＦＴＰによるＴＯＰページの更新作業より、日記形式であれこれ書いていけば、もうすこし頻度があがるかな？という感じで始めることにしました。内容は釣り以外もあちこち飛びます。お楽しみに。

■１月の釣り

3 Jan 2000 22:45:00 一般的に年明けとともに、気温水温ともぐっと下がって、河川での釣りは結構きびしくなるものです。一応河川のシーバスにこだわる身としては、この時期は無理をせず、他の釣りをやろうと思っております。 コイのフライはもちろんですが、ルアーでのメバルとかカサゴ等も狙ってみたいと思っております。越冬キスやハゼなどのエサ釣りも良いのですが、半日つぶれてしまうので、ヒットエンドランを中心とする小生にはちょっと辛いものがあります。 まあ寒さにめげずに頑張りたいものです。

■元旦の新聞

3 Jan 2000 22:24:45 今年はＹ２Ｋ問題の待機もあって、自宅からは離れずにいた関係で、近所の新聞店から色々な新聞の元旦版を取り寄せて、読み比べてみました。 一つ言えたのは、「大新聞はつまらない」ということ。特に朝日新聞は亜ーだこーだと書いているものの、いったい何が言いたいのか良く分らない。例の雅子様の拙速報道の批判に対する言い訳も出てましたが、これも分ったようで全然反省してない。どうもこの新聞は無責任な報道が多いので余り好きではなかったけれど、今回の一件でますますその印象が強まりました。 元旦の社説で、辛口ながらポイントをついていて、結構気に入ったのは産経新聞。 東京新聞は本紙はキレがみえなかったが、別紙の環境特集では東京湾に焦点をあてていて、なかなか良い構成でしたね。 それから日経新聞は予想通り冴えず、他紙より高いのだから、もう少し独自の視点で切り込んでもらいたいな、という感じでしたね。これは一種の宗教新聞と理解しておりますが、ちょっと自らの信仰に疑問と不安をもっているタッチの記事が多いですね。

■初釣り

3 Jan 2000 21:34:20 メルマガでも取り上げましたが、初釣りについては、ちょっとナーバスになってしまいます。 まあ過去の経験では、釣れても釣れなくても、あまりその年の釣果には影響は無いようですが…。 やっぱ手堅く行くことになるでしょう。

■あらためて今年の目標

3 Jan 2000 07:23:22 ２０００年の目標については、次のとおりです。 簡単そうですが、いざとなると、どれも結構難しいものです。 ■釣り編 �@釣行５０回（行かなきゃ釣れない） �A河スズキを釣ること（大きさには拘らず） �Bコイ記録更新（８５UP) ■ホームページ編 �@１００００アクセス（面白いＨＰを目指しまッス） �A更新頻度ＵＰ（モバイル活用） �B新コンテンツ導入（未定ですが） ■一般編（蛇足） �@快食快眠快便（健康がやっぱり一番） �Aリストラされない（稼ぎあっての道楽です） �B夫婦喧嘩しない（釣行回数に多大な影響）

■日和見ノート開始します

3 Jan 2000 07:11:41 新春のコンテンツとして『Hiyorimi-Note』なるものを開設しました。 内容は以前ＴＯＰページに入れていたコメントの独立です。 その場かぎりで終わっていたので、過去の発言内容もトレース出来るようになりました。

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