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■良いお年を

31 Dec 2000 07:56:21 何だかんだと、いろいろ有った２０００年も暮れようとしております。釣りに関しては別に纏めてＵＰ致しますが、拙ＨＰについての年の暮れのコメントをしましょう。 今年の一番の話題は何と云っても「１００００ヒット」ですね。やっぱりＨＰを運営する限りは、さびれてしまうより訪問される方が多いほうが励みになります。そんなわけで大台をめざしてシコシコ更新を続けてきたわけですが、この夏に達成できたことは、大きな喜びとなりました。いうまでもなく、これもご訪問下さった皆さまのおかげです。有り難うございました。 もう一つは、この「日和見ノート」です。一月に始めたときは「果たしてそんなに高頻度でＵＰできるのかい？」という不安もありましたが、あーら不思議、終わってみると週５回ぐらいのペースを維持しながら、一年完走してしまいました。日々の内容はともかく、よくもまあこれだけやれたものでしょう。我ながら呆れてしまいます。 とはいえ、自分自身も、この更新ペースにハマってしまっておりますので、まあネタが切れるまで（これがなかなか切れない）、これからもシコシコ、マイナーな情報発信は、やり続けたいと思っております。 三つ目は「ＢＢＳ」でしょうか。デュークは「日和見＆マイペース」が信条なので、そんなところにカキコミ訪問客がいるのかしら、と不安でしたが、これも大勢の方のカキコミをいただき、本当に感謝しております。釣りの腕はあまり大したことはないので、どうすれば釣れるなど、その辺のコメントはダメですが、昔の釣りスタイルからつちかった、ひと味違うコメントを極力レスしようとやってきましたが、如何だったでしょうか？ さて２００１年。２１世紀の第一歩。これからも一方通行ではなく、あやしく且つ、面白いＨＰをめざしてヘラヘラやっていくつもりです。 それでは皆さま良いお年を♪ (デューク、２０００年大晦日）

■カルフール

30 Dec 2000 05:46:22 先日、仕事の一環ですが、幕張に一号店をオープンした仏系ＧＭＳ「カルフール」を覗いてまいりました。ここは世界２６カ国に９０００店舗を持つ世界第二位の小売り巨人です。 だだっ広いワンフロアーに、これでもかと多くの商品コーナーを置くスタイルはまさに欧米流。低価格の基本をメーカー直販を旨とするため、日本の得意な流通事情のせいでしょう、品揃えは今の時点ではやや見劣りしましたが、プロモーションとして目玉商品で出している品は、さすがに安い。「ヤマサ醤油(１Ｌ)￥１００」「昭和サラダ油(１．５Ｌ)￥１９８」「宮城ひとめぼれ(５キロ)￥１４５０」などと云ってもピンとこないヒトが多いでしょうが、「スコッチ(グランツ)￥１１０８」「ＤＶＤプレーヤ(ＬＧ)￥１５８００」「ノートＰＣ(K6/400MHZ,13.3TFT)￥８９８００」などはちょっとスゴイですね〜。 たしかに「カルフールが来ると回りにペンペン草しか生えない」という話しもなるほどという感じです。 関係者の間では、否定的なコメントが多いようですが、いまはそれほどでない品揃えや大手メーカー品の目玉商品なども、１３店が出揃う０３年頃にはガッチリ固めていることでしょう。金融保険業界やオモチャに続く一つのデッカイ黒船ですね。

■６０年代工業製品

29 Dec 2000 06:46:30 世紀末にあたり、２０世紀のいろいろな出来事を振り返る機会がふえました。本棚を整理していたら「ノスタルジックカー」という雑誌がでてきて、掃除を中断し、しばし読みふけってしまいました。 ６０年代は日本にとってはモータリゼーションの黎明期だったわけですが、技術的には欧米におよばなかったものの、いま見ても実に魅力的なモデルが輩出しました。 トヨタ２０００ＧＴやＳ８００、いすゞ１１７クーペ、コスモスポーツやＲ３６０、ホンダＳ８００やＮ３６０などはデザインやコンセプトまで、ぶっとんだものを持っており、いまでもその凄さは通用するものですが、小生にとっては、好みも含めて忘れられないモデルが２つあります。 ひとつはＦＦ先駆者の「スバル１０００」。いまや主流となったＦＦを先駆けて量産。しかもフラット４エンジン、インボードブレーキ、デュアルラジエータなどの技術的な先進性と、独特の端正なデザインに小生は惹かれてしまいます。もう一つはパワートレインをリアに置いた「日野コンテッサクーペ」。ＲＲコンセプトはルノーを継承していますが、小型車では他に無いエンジン配置にこだわった点と、ミロケッティの美しいデザインにはため息さえ出てしまいます。これらのモデルを見るにつけ、どこも似かよった今の日本車のアイデンティティには、ほんとうにがっかりしてしまいます。

■マミヤＯＰよ、お前もか！

28 Dec 2000 06:28:26 リョービの釣具撤退から二ヶ月。こんどは老舗のマミヤＯＰも釣具撤退。おまけにＡＢＵの販売契約も、後継窓口も取り決めぬまま解消という事態ですので、これはもう、なりふり構わずに万年赤字事業を切り捨てたということなのでしょう。 バス釣りブームの沈静化云々が主因と云っておりますが、そもそもバス釣りは一種のバブル。軸足をちょっと間違えたのではないでしょうか？ けっこう渋くていいタックルを作っていただけに誠に残念です。これでリョービ、マミヤＯＰと小生の気に入っていたブランドが、続けて消えてしまいました。

■ヒーラー

27 Dec 2000 04:39:49 さて本日ＡＭで仕事納め、いよいよ年末年始の休みに突入です。 今日はペットのお話を少々。動物介在療法では、飼いイヌには人を快活にするような効果があるとされているようですが、驚いたのは、あのけっこうマイペースのネコも、ヒーラーとしてはかなりのものだということです。 イヌとは違ってネコは、飼い主が「落ち込んでいるとき」に、飼い主から離れずに、頭や脇腹をこすりつけるようなことを良くするようになるという、アメリカでの調査結果がでているようです。ネコは飼い主を慰める、ちょっとしたヒーラーなのかもしれません。 ネコは勘が良く、飼い主が普段と違うときに、何かを悟ってこのような行動をとるようでもあり、ストレスの多い現代社会には、実にうってつけのペットということが言えるのかも知れません。

■ハシボソ

26 Dec 2000 16:31:21 自宅が多摩川の近くにあるために、この時期には珍しい渡り鳥も見ることが出来ますが、季節に関わりなく、いつでもたむろしているのがカラス。 最近特に目立つのは「ハシブトガラス」で、頭もでかくクチバシも太いやつです。どうもこれはふてぶてしくて気に入らない。南房の平砂浦にも多くいて、エサや獲物を狙って釣り人の周りをウロウロされ、脅かしても、ちょうど竿の間合いをキープしていて全然逃げません。そんなことから、学生のころ、仲間うちでは「しぶとガラス」と命名しておりました。 それに引き替え、最近数が減ってきているのが「ハシボソガラス」。スタイルはむしろこちらが正統派。本来のテリトリーをハシブトに奪われつつある、ちょっと可哀想なハシボソに、なんとなく共感をおぼえてしまう小生でした。

■イノベーションと事故

25 Dec 2000 08:12:53 さて皆さま、いいクリスマスイブを過ごせたでしょうか？ 今日は時代の境目にあたっての、社会事象をデュークなりに見てみました。約２００年前、産業革命のころの船の歴史を調べてみると、当時の帆船文化から蒸気船への移行期には、実に多くの事故が発生しております。 ボイラーの爆発などが主なものですが、ふと思うに、最近のいろいろなミステイクから生じている事故もやはり、電脳社会への移行時期であるがゆえの、歴史的現象ではないのだろうかということに気がしてきました。 電脳化にともなう、技能者の減少やマニュアルの齟齬、あるいは品質評価のメッシュの変質などの問題に対応し切れていないが故の事故。という視点で見ると、医療機関の投薬ミスなども理屈があってまいります。 こんなことから、イノベーション起因の事故は、しばらく続くのではないかと危惧しております。

■サンタはいるの？

24 Dec 2000 10:52:55 いまから１００年前に、アメリカの新聞社に寄せられた、８歳の少女からの掲題の手紙に応えて、載せられた社説は、いまでは古典のように「アメリカのジャーナリズムにおいてもっとも有名な社説」として、この時期になるとアメリカのあちこちの雑誌や新聞にとりあげられているので、知っている人は多いでしょう。 要旨はこういうことです。「この世の中にある見えないもの、見ることが出来ないものが、何から何まで、人の頭のなかで作り出し、想像したものであるということは決してありません。うたぐりやは目に見えるものしか信じません。そうですサンタクロースがいるというのは、決して嘘ではありません。この世の中に、愛や、人への思いやりや、真心があるのと同じように、サンタクロースも確かにいるのです。」 １９世紀の最後に少女がこれからの世紀を危惧したように、なんでもかんでもデータ化して、具体化したもの数値化できないものしか信じることが出来ないような社会、そのような時代にきたるべき世紀はしたくはないものです。

■クリスマス

23 Dec 2000 10:56:31 病上がり＋忘年会連打という、実に長かった一週間も終わり。ボケッと二日酔いの頭でパソコンに向かっているデュークです。 (=_=)゜゜゜ 今年は今世紀最後のクリスマスになるということで、気のせいか街の飾り付けも少しばかり派手なのかな〜と感じております。勤め先のビルからは臨海副都心のきれいなイルミネーションがうかがえました。 株価はちょっとヤバそうな様相を見せておりますが、日本経済も少しずつ回復基調を見せているためか、どこの繁華街にもサラリーマンがあふれ出ております。先のことは分かりませんが、せめて今年はいい形で世紀の締めくくりをしたいものです。 ヨーロッパは今年は暖冬のようですが、この時期もまたいつものように片田舎の小さな村でも広場にイルミネーションが輝き、クリスマスマルクトで賑わっているのでしょう。いつまでも変わって欲しくないもの、新世紀に入るにあたり変えていかねばならないもの、いろいろな想いを胸に今年のクリスマスを迎えたいものです。

■冬の天気と釣り�V

22 Dec 2000 04:53:25 昨日は冬の夜釣りをリコメンドしましたが、あくまで内陸平野部の話です。海岸や山間部では、夜間の方が風が強くなるケースも多々ありますので、お勧めしません。 北側に大きな建物などがあり、風裏にあたる場所も釣りやすい場所になりますが、一般的にこのような場所は静かで、水も澄んでおり、普段はあまり釣れるということは少ないようです。ところが普通の場所で竿を出せないような、西寄りの強風が吹いたときに、水面が波だってニゴリが入ると、このような場所にも魚が回ってきます。そのような時には風裏でも大釣り出来ます。 全般的に寒い冬期でも「釣り日和」というのはときどき来ます。たとえば等圧線が密集していて、強い季節風が吹くときは３〜４日続き、その後は一旦収まります。このようなタイミングが実は釣りには好都合です。太平洋沿岸では沖合に吹き出された潮が、風がおさまると再び沿岸に返ってきます。この潮は水温が高く、釣りには絶好のコンディションになります。まさに「待てば海路の日和なり」ということでしょうか。（完）

■冬の天気と釣り�U

21 Dec 2000 05:25:24 天気図では、等圧線は４ミリバールごとに描いておりますが、この等圧線の間隔が混んでいると云うことは、川の傾斜がきついということと一緒ですので、強い風が吹くわけです。 多いときには、関東から九州まで等圧線が、５本ぐらい詰まってしまうこともありますが、このようなときには強風が吹き、釣りには危険がともなってしまいます。 このようなときでも、朝晩は一瞬風が弱まります。釣りを短時間で済まそうと云うときは、このような時間帯なら竿を出すことも可能になります。ただ引け際を誤るとまた強風が吹き出し、事故に結びつくことも考えられますので、十二分に注意が必要です。 内陸平野部の湖沼や川の場合は、夜になると冷え込みは強くなりますが、夜になると地面が冷えるために、これに接する空気も冷えて重くなるために、風は弱まります。水の中は地面ほどには冷えませんので、冬の夜釣りは風もなく意外と釣りやすいということも言えるようです。（続く）

■冬の天気と釣り�T

20 Dec 2000 05:23:23 釣りと天候は切っても切れないものですが、その中でも今回は「風」についての話をしてみましょう。 まずは学校の授業のおさらいですが、そもそも空気というものは水と同じで、高きから低きに流れるもので、気圧の高いところから低いところへの空気の流れが「風」となるわけです。 西高東低は、いわば冬型の典型的気圧配置ですが、西にある大陸が高気圧（上流）となります。これは冬期になると太陽が南半球に移ってしまうので、シベリア方面の陸地が非常に冷えて、冷たい地面に接している空気が冷やされて、その結果重くなり、気圧が高くなるというロジックです。 そこで、日本付近は気圧の高い大陸から吹き出す風の通り道になります。（続く）

■台湾のボラパン餌釣り

19 Dec 2000 05:36:48 四方を海に囲まれている台湾も、魚釣りがポピュラーなところですが、漁港などではボラ釣りが盛んです。エサはなんと「食パン」ということで、そういえはパン餌の流し釣りで、ボラがよく釣れることは事実です。 台湾での釣り方は、食パンの小片を丸めてダンゴにして釣るようですが、釣って食べた日本人駐在員の話によると、さすがにカラスミの本場、ボラにまつわりつく、あの臭みはまるで無く、とても美味しかったようです。

■渡り鳥の雁行

18 Dec 2000 08:26:20 小生の方は相変わらず体調はいまいち（というよりも昼行灯状態）ですが、皆さま如何でしょう？ ところで、先日、多摩川河畔で遭遇した、マガンの雁行大集団を見てから気になって、いろいろと渡り鳥の習性を調べてみました。 どうやらＶ字編隊の雁行そのものには、いくつかの理由があるらしく、なかでも最もそれらしいのは「空気力学的な効率」を重視しているためだとか。 羽ばたく鳥の翼の先には、空気の縦渦ができますが。斜め後方を飛ぶ鳥には、その抗力に自分が引っ張られるというメリットが生じ、先頭以外の鳥はこれの恩恵をうけて、お互い前の鳥の斜めを飛ぶことで、集団として、より少ないエネルギーで飛行できるということです。 疲れるのは先頭ですが、どうやら交代制らしいので、なるほどという感じです。これ以外にもいくつかの理由があって、何千キロもの距離を渡るには、実にいろいろな工夫がされているのですね。 その後の調査で「マガン」ではなく「ヒシクイ」と分かりました。お詫びして訂正させていただきます。

■境川とサバ神社�U

17 Dec 2000 07:10:03 どうやらサバという音は、「狭まった」とか「沢」という地形に由来しているという説が有力ですが、境川筋は昔から洪水が多く。流域の人々は苦労をしてまいりました。この川の怒りを鎮めるために、沢の祠を設けたのではないかという訳です。 また鯖という魚は、かっては薬効が唱われ、民間療法として重宝がられたという話です。江戸時代の本草によると「鯖は整腸、脚気、腫れなどに効く」ということで塩漬けのものがたくさん出回っていたそうです。そのようなことから「厄除け」として、江戸時代に「鯖社」「鯖神社」が多く建立されたり、社の改称を行なったりしたことが記録されているようです。 また祀られたのが「源義朝」や「源満仲」というのも、武神をもって災いや厄を退けるという意味があり、この地域になじみの深い源氏の武将のなかでも、武断派の両名が祀られたという理屈も分かるような気がいたします。 まあ郷土史などを読むと、身近なところに結構面白いネタがありますね。

■境川とサバ神社�T

16 Dec 2000 14:46:57 郷土史にも興味があるので、先日「サバ神社の謎」とかいう本を見つけて読んでみました。小生のサブホームでもある片瀬川の正式名称は「境川」といいますが、これは元々相模と武蔵の国境を流れる川という意味で、この河川名が付けられたと云います。鎌倉府への古道はこの川沿いにあり、その昔は多くの武将がこの川に沿って進軍したり、渡河したりしたはずです。 不思議なことに、境川に沿って実に多い神社が「サバ神社」です。鯖神社、佐婆神社、左馬神社というのが、境川を挟んで東西３キロ、南北１０キロというエリアに１２社も建っております。祭神は珍しくも源義朝や源満仲という感じです。 日本全国には、地名として「サバ」と読むので「サバ神社」と呼ぶ社も散見されるのですが、似通う地名もなく「サバ神社」が集まっている場所は例がなく、ちょっと異様な境川筋の「サバ神社」群です

■テムズ川のウナギ釣り

15 Dec 2000 06:55:51 ２００年前、世界に先駆けて産業革命に突入したイギリスは、世界で始めて河川汚染という問題に直面しました。工場からの廃液、下水、生活廃水など、あらゆる汚染がテムズ川を直撃したためです。 川に生物が住めなくなり、川辺に鳥や動物たちも近寄らなくなってしまいました。川辺に自然の生物がいなくなったときに、川の光景は実に悲惨になってしまいます。 そしていま、徐々にではありますが、テムズ川は回復しつつあるようです。サーモンの戻ってくる川になってきました。ウナギも戻ってきました。テムズのウナギ釣りは、土地柄でしょうか「ベーコン」をエサにして釣るそうです。イギリスには多くのコイもいるので、おそらくブレッドで流し釣りは可能のはずですね〜。

■ＰＣ復旧

14 Dec 2000 05:12:54 既報のとおり、ノートンアンチウィルス２００１で具合の悪くなっていた母艦（ノートＰＣ）がようやく復旧。元凶ソフトは結局のところアンインストールしてしまいました。 メモリサスペンドも出来なくなってしまったので、サポートデスクに問い合わせても、どうも的確なアドバイスがなく、「ＰＣ側の問題でしょうか」という感じで、こりゃだめだと諦めた次第。 ＰＣではなく、本人も本物ウィルスにかかっているので、それどころではなかったのですが、使い心地も妙に良くなく、ええいとアンインストールしてしまいました。壊れたファイルを探して、いくつかパッチしたら、ようやく元の状態に戻ったというわけです。この間、多くの時間とエネルギーを費やしたのはいうまでもありません。ほんとうに無駄骨でした。 これでもうノートンは一生使わないことになるでしょう。家訓：ソフトは継承性を重んじ、グレードアップを本文と心得、やたらと浮気しないこと。

■大江戸線見聞録

13 Dec 2000 06:09:12 新宿から勤め先（浜松町）までショートカットというのが気に入り、昨日は開通したばかりの地下鉄「都営大江戸線」に乗ってみました。駅はきれいなのですが、とっても深いところにあって、まずは駅にたどり着くまでが一苦労。エスカレーターとは云え病み上がりの身には少々辛い。 電車もきれいなのですが、ミニ地下鉄仕様のため幅も狭くて足を組むと向こう側に届きそうな案配（足を組むのが悪い！）。今のところは認知度も低いのか行きも帰りもガラガラでした。 リニアモーター構造なのでもう少し静かと思いきや、おそらくカーブや勾配が多いのでしょう、それほどではありませんでしたが、新宿〜大門（浜松町）が１５分と、大回りの山手線に比べると十分以上の短縮になって、けっこう気に入ってしまいました。次の定期券更新時に切り替えてしまおうかとも思いますが、途中に六本木や麻布十番などのインフラ面で魅力的な駅が多いので、かえって帰りは遅くなってしまうのかも知れません

■富士のタイコリール

12 Dec 2000 07:00:31 風邪が抜けずに、しばらく死んでおりましたが、ようやく今日から復活しそうな案配です。皆さま時節柄、身体にはご留意下さいませ。 さて、昨日夕方になってようやく生気がもどってきたので、近所の釣具店（フィシング中原）に電話をしたところ、富士のタイコリールの在庫はまだ有るという話。リハビリがてらに買ってまいりました。 都内のＪ屋やキャスティングなどの大手には、売れ筋でもないタイコリールは置かれて無く、見つけたときに買うべきだったと悔やんでいたところでした。三種類有って（６０mm径、８０mm径、１００mm径）扱いやすい８０mmを購入。これは以前に使っていたものと同サイズです。重さは１４０グラムと軽量。 先日、コイ用に中通し竿を買ったので、これと組み合わせて延べ竿ライクに使おうかと思案しております。

■コメットさん

10 Dec 2000 10:36:13 不摂生がたたり、とうとう風邪でダウン。今週末は釣りもあきらめ大人しくしております（とはいえ昨夜も高校のクラス会で飲み会）。 今日はキンギョの話です。我が家のコメットさんは、はや二年になりますが、鶴見川汽水域で大きなキンギョを見たので気になって、家のやつはどうかと、先日それとなく測ったら１３センチにもなっていました。買ったときの倍の大きさです。そういえば最近はやたらにエサの消費量が増えたな〜と思ってもおりましたが、これだけ大きくなれば仕方がありません。 小生の良く見に行くキンギョ売場は、新宿の小田急＆京王の屋上ですが。ここには実に巨大なコメットがおります。２０センチはゆうに超え、どーんという感じで、かなり広い水槽ですがじつに狭そうに泳いでおります。聞いたところでは五歳とかいうことですので、これでひとつ目標ができました。

■カープロッド�V

8 Dec 2000 06:44:16 最近はナイトフィッシングなどもやっていることから、どうもラインが絡んだりして、ガイドがうっとおしい。とはいえ延べ竿では竿も危険だし、魚の負担も大きいので、延べ竿ライクに使える手頃なインナーロッド（中通し）を捜しておりました。小生のフィールドはそんなに広い河川ではないので、一般的な５．３ｍのインナー磯竿ではちょっと長すぎる。 ４ｍ前後のインナーロッドはないかと、いろいろと探し続けていたら、ようやくシマノの「ＩＧハイスピード．アペルト磯ＸＴ３−４２５」というものを見つけました。昨日、綾瀬の釣具屋「つり吉」に取り寄せてもらい、買ってまいりました。このロッドは、本来は堤防のサビキ釣り用で、４．２５ｍと長さも手頃でスローテーパー、しかも安価。まずは冬季のテンカラ釣りやミャク釣り用に活躍を期待しております。

■パールハーバー

7 Dec 2000 08:00:38 若い人では、明日１２月８日が「真珠湾攻撃」をおこなった日であるということを、認識している人はまず殆どいないでしょう。 終戦記念日の８月１５日には、それぞれイベントがあって、それなりに認知されますが、日米開戦まえに中国や東南アジアで戦争状態に入っておりましたので、１２月８日というのは区切りとしては、インパクトが弱いのかも知れません。 でも、奇襲を受けたほうの米国にとっては大変なことで、今年はあのディズニーが「パールハーバー」なぞを大々的に公開したりするものだから、今年はいやでも日米開戦の日を認識することになってしまいます。 映画館での予告編では「パールハーバー」が少し紹介されますが、当たり前のことですが、向こう側からしか見てないのは容易に想像でき、おそらく見ても非常に不快になると思われますので、小生としてはお金を出してまで見る気は全くありません。 真珠湾をどう判断するかは、歴史学的には識者の多くの見解があるので、それに委ねますが、生態学的な見地から思うに、好き嫌いは別にして、ヒト属の場合は、優勢種であるアングロサクソン種に敵対すると、まずロクな事はありません。それを５９年前の１２月８日から始めた失敗事例から学ぶことです。 ヤマト種は基本的には極東の島国を根城にして、アングロサクソ種の逆鱗に触れずに、周辺地域に棲む種とは、つかずはなれず仲良くしていけば、これからも先ずフリクションは起きないはずです。種の繁栄をねがうならば、ヒト生物相におけるヤマト種の位置付けをよく見て動くことが重要です。グローバリズムというのを生態系と解すれば、身の丈を考えて、且つ誇りを失わずに、所定のエリアを守ることではないでしょうか。

■大阪も大変

6 Dec 2000 05:38:01 ２００８年の大阪市五輪招致には首を傾げるものがありますが、来年２月のＩＯＣ委員の大阪視察をまえに、長居公園に青テントを張っているホームレスを、有り難くも市のお計らいで、公園の一角に作られる「仮設一時避難所」へ移転させようと、あれこれと説得工作を始めているようです。 大阪市には日本最多の一万人ものホームレスがおり、大阪城公園（１２００人）に続いて、長居公園には４８０人ものホームレスが生活しております。 本来住宅を建ててはならない公園内に、一時しのぎとはいえ仮設住宅を税金で建てるということは感心できませんが、周辺の住民は「定住化が進んでしまう」と大反対。もっとも肝心のホームレスの方も「手狭でプライバシーの保てぬ避難所より、気楽な青テントの方がまし」とか云っているそうなので、話はかなり複雑です。 要するに行政側は、五輪招致のための体裁つくりだけしか考えていないということです。まあ、お役人の考えるようなことは、所詮は表面的で底が浅いと云うことでしょうかね？

■バスポンド署名

5 Dec 2000 06:08:13 釣り具業者（日本釣振興会）と、釣り団体が結束して、公認バスポンド整備にむけて署名運動を始めたようです。バスが公認されているのは、芦ノ湖・河口湖・山中湖・西湖の４ヶ所だけですが、ご存じのように今ではそこら辺のちょっとした池にも違法放流されたバスが棲息しており、ただでさえ厳しい淡水環境を破壊していることで、あちこちで問題となっております。 今回の署名運動は、各都道府県首長に２〜３ヶ所の有料公認バスポンドを認可してもらい、周辺池沼にすむバスも移して、肩身の狭くなっている多くのバスアングラーの便宜をはかる、というのが主旨のようです。 さて、これに対しては各地の内水面漁協は猛反発をするような雰囲気になっておりますが、いったい顛末はどうなるのでしょう？ 人間は弱い生き物です。たとえ公認バスポンドを認めても、各地のゲリラ放流は減るとは、ちょっと思えませんし、入漁料を嫌うアングラーも数多いることは分かっております。意識の高いバスアングラーも、もちろん少なからずいるのでしょうが、琵琶湖の脅迫文書事件とか、各地でのトラブルとか、どうもバスアングラーの芳しくない評判を、いろいろなところで聞いていると、署名の謳い文句のような形になっていくのかは、単純に信じられないというのが現実的な話です。 たとえば、バスの違法放流が、ここまで社会問題となっている近年ですら、あらたにスモールマウスバスが阿武隈川などで確認されているという事実は、釣り具業者や釣り団体などの組織が、それほど抑止力を持っていないということの一つの現れのような気がいたします。統制能力のない組織からの提案を、鵜呑みにする知事さんがどれだけ居るのか、少々疑問です。 結局のところは、ルアーブームが一段落して、業績に不安をつのらせている釣り具業界が、ベースマーケットを合法的に確保したいというのが本音というところのような気がしてなりません。

■荒川の違法砂利採集

4 Dec 2000 06:25:17 最近は住宅ローン減税の措置などで、マンションの売れ行きは好調なようですが、その裏で新たな問題が発覚しております。 いま荒川では一部の業者による、川砂利の違法採取によって、ここの十年間で川床が場所によっては２ｍも低下。護岸が崩れるなど防災上も看過できない状況になってきました。ほんらい荒川での川砂利採取は１９６５年に禁止措置がとられておりますが、一部の業者は既得権益ということを盾に、船を出して川床から砂利を採取し続けてまいりました。 やり方は川床に水圧をかけて巻き上げた砂をポンプで吸い上げるという方法。これを昼夜くまなく行って、３５年間でなんと東京ドーム一杯分（１２４万立米）というから凄い。とくに笹目橋〜秋が瀬堰までまでま一帯がひどかったようです。 これに対して「建設省荒川上流工事事務所」の再三の警告にも拘わらず、「採取を止めさせるなら補償金を出せ」とか開き直って、操業をし続けたので、このたび河川法違反により三業者が警視庁に摘発されました。川砂は洗う手間がなく一立米三千円という値で飛ぶように売れ、ぼろ儲けしていたそうで、年間利益は数千万円だったとか。利益のためには手段を選ばずということでしょうが、このような話を聞くと本当に情けなくなってしまいますね。

■荒川の話

2 Dec 2000 04:13:43 先日、ＨＰでも取り上げました「荒川」や「淡水大魚釣り」の話から、小生は一度も竿を出したこともないこの川に、やたらに興味をもっております。 今の荒川水系は、もともと人工的に作られたもので、その生まれから多くの人々の思いを託されて育ってきた川だという点に、先ず惹かれます。 さらにＳ３０年代に一度は「死の河」となったのち、関係者による水質浄化の努力の結果、みごとに都市型の淡水大魚のフィールドとして復活したという点にも、嬉しさとともに大きな驚きがあります。 河川というのは、もちろん周囲の大きな努力が必要ですが、適切な水量がキープできさえすれば、かなりの自浄能力をもっている「生き物」だということを、荒川の今日の姿を見て、あらためて印象づけられました。 そして荒川しかないものは「長距離水上バス」、豊富な水量を武器に、葛西から秋が瀬まで５０キロ余りを就航している水上バスの旅を、近いうちに是非ともトライしてみるつもりです。

■今年も暖冬？

1 Dec 2000 07:40:58 さて、いよいよ１２月。今世紀も残すところあと一ヶ月です。ここにきて日 の出時刻がさらに遅れたようで、薄暗いなかトボトボ出勤するデュークです。 さて、先日気象庁の発表した３カ月予報によると、今年は太平洋高気圧の勢力が平年より強いようで、そのため寒気が南下しにくく、暖冬傾向になるそうです。 (^o^) 気温も高く、晴れの日が続くうえ、降水量も平年並みということですので、コイフライで大物を狙うにはバッチリです。早くもヤル気がわいてきました。 例年では、年明けに寒波が来ると、鶴見川では土手の内側に冷気が溜まって、ガイドが氷結してしまいます。（まあ、これでもヒットしてくれるコイ君が居るのですから嬉しくなってしまいますが…） ＰＳ：本日配信分の５０号をもって、併設メルマガは廃刊となります。二年半のご購読まことに有り難うございました。

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